前回は電球を抜き差しして直ったが、今回は何度やっても点灯しないので、台座から航海灯を外して点検した。なるほど、接点が緑青に覆われている。ネットでは「天然緑青は、銅が大気中の酸素で酸化銅に変化し、水分と硫黄化合物、炭酸ガス、塩分などによって緑青皮膜を形成する」とある。僅かの塩分が沁み込んで緑青が発生したようだ。
航海灯はLEDの新型も随分前から世に出ているが、一番安いもので10,900円とある。（LED航海灯 第二種 両色灯 バウライト 小糸製作所 小型船舶検査対応 ）これでも安くなった方だ。航海灯が如何に高いかというと、有名メーカーの電子レンジと同じ位なのだ。全く馬鹿げている。小糸製作所には悪いけれど、こんな商売の仕方をしていたら、たとえLEDであっても先行きは暗い。数が少ないというのは理由にはならない。こんな物は部品にしてお客に組み立ててもらえばいい話だ。それだけでも大幅に安くなる。
