八つの証言ポイントとして
1.1号機非常用復水器の動き ⇒猛烈に反省している
2.1号機格納容器ベントの遅れ ⇒線量が高くて入れない
3.海水注入中止命令 ⇒停止は毛頭考えていなかった
4.1号機水素爆発 ⇒原子炉屋の盲点だった
5.3号機爆発で不明者多数 ⇒腹を切ろうと思った
6.2号機への注水できず ⇒東日本壊滅。死んだと思った
7.避難問題 ⇒退避しろと命令を出した
8.津波対策 ⇒根拠もないことで対策はできない
福島原発に吉田所長がいたからこそ今の福島や東北があると思う一人だが、
所長の証言も聞くと、ほとんど対応できてなかったというより対応する術を
持っていなかったと言える。
何ともやるせない現実が証言されていた。
こともあろうに、広島・長崎に原発を落とされた国が、根拠もないからと言って
津波対策等をしてこなかったという弁明がまかり通ることに衝撃を受けた。
(だとしても、吉田所長の偉大な行動に冷や水をぶっかける意図はない)
たぶん、この国は将来においても同じような過ちを何度も繰り返すのだろうと思う。
巷では、『全面撤退⇒逃げていない』とかの議論が蒸し返されている。
心底、大馬鹿ではないだろうかと思う。
テレビや映画のシーンで『体中に爆弾付けられている被害者』と
日本列島に立地する原発の実態が思わず重なって見える。
なのに、暑い夏は嫌だ!寒い冬は耐えられない!
と、国民の多数が思っていると『マスコミ等』が過剰に報道しているように感じる。
・今年の夏は暑い、今年の冬は寒い、ご家庭の節電対策は、、、
⇒電気が無かったら使えないだけの話ではないか。
⇒文句を言ったらどうにかなるという風潮があるが、我慢するところはしたらいい話だ。
せめて新聞社等に関係する人たちは、もう少し視点を変えて原発問題を論ずるべきだ。
『今さえ良けりゃ』政府の圧力に屈する位なら潔く辞めていただきたい。
ましてや、政府の片棒を担ぐような『下町の回覧板』みたいな新聞人たちには、
もう少しましな意見が言えるように、福島原発の放射能防汚作業に従事してみては
いかがだろうか。
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