両隣りのマリーナが高潮で壊滅的被害を受けた。ホームポートの桟橋の電子ロックも壊れてしまった。
後５、６０センチメートル高かったらこの桟橋も流されていた。緑の杭に残っている筋が高潮の高さを示している。新聞には、台風21号の高潮による海面上昇が３～３.５ｍと出ていた。また、和歌山県御坊市では高波と重なり、１２.８ｍの高さまで上がったらしい。日本では毎年台風がやって来る。他人事ではないだろう。
このような高潮に高波が加わると、海面は直ぐに５ｍを突破する。こういうのが東京を襲ったらと考えるとゾッとする。日本人は、バカが付くほど自然の脅威には鈍感で無頓着だ。こうも災害が多いと敏感ではおちおち生活できないからかも知れないが、日ごろの備えは重要である。自然の影響をもろに受けるヨットは、自然の恐ろしさには敏感過ぎるのかも知れない。
近隣の車置き場では傷ついた車が並んでいた。
