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「メ」で終わる鳥は群れを成す鳥なのだという


先日の天声人語で「メ」は鳥の総称という話が載っていた。国語学者の金田一京助氏を父の持つ春彦氏が書いているという。お孫さんは秀穂氏である。その金田一晴彦氏は、ずいぶん昔NHKの放送大学で聴講したことがある。照明の熱で汗をかきかき話されていたのを思い出す。「呉」は、警察官が泥棒を追っかけているように外国の人には見えるとか、locomotiveは、機関車の象形文字のような単語だといった面白い話を思い出した。

AI時代の弥生人というネット記事で次のようなことも書かれている。
「メ」で終わる鳥は、常に群れでいるのが特長です。例えば「スズメ」は「チュンチュン」という鳥の群れという意味。カモメ、スズメ、ツバメ

なるほどだなーという思いと、何気なく使っている言葉の奥深さに興味津々でもある。ツバメの場合は、2羽でや3羽で飛んでいるケースが多いが、電線などにとまっているときは確かに群れである。

ところで、最近やたらと気になっているのが鳩である。平和の鳥といわれるが、建物に住みつかれたらフン公害がたまらない。巣を作って卵やひなを見つけたらどうしたらいいのかと保健所に聞いたら、採ったり捕まえたりしないでくださいとのこと。方法はただ一つ、巣を作ったらすぐに撤去することだそうだ。鳩も群れをなす鳥だと思うが、「メ」が付かないところを見ると例外なんだろう。

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