最近のふるさと納税は、特産品のない自治体でイベントを売りにするところも出てきたらしい。何をか言わんである。
外国人観光客が前にもまして増えているという。オーバーツーリズムという言葉がインバウンドと共に定着した感がある。路地裏まで無作法な観光客がうろついている。どないなっとるねんと言いたくなる。
前車は端的に言えば、寄付文化をつくれないお上が特産品という人参をぶら下げた施策で、結局は税金の無駄遣いと業者の行政への介入を許しているというオチがつく。
後者は、経済立国に失敗したか自信喪失により、その代替策としての”おもてなし”という遊興経済に舵を切ったということであろう。