米国NBCテレビの要請でこの猛暑に開催し、入場行進では視聴率の確保のために米国を後ろにずらすといった「やりたい放題」に、『NBCのNBCによるNBCのための東京五輪』との陰口が飛び交うこととなった。
その結果は、
「23日に行われた東京五輪開会式の米国での視聴者数が、1670万人と33年ぶりの低水準だったことが24日、分かった」
「NBCは朝7時前から4時間近くにわたり開会式を中継。無観客の開催となったことで「まるで予行演習を見ているようだ」という厳しい声も米メディアにあった。 」(ロイター)
一企業のために、アスリートの心を奪われ、不況にあえぐ日本の国費を何兆円も搾り取り、その使い走りのバッハのために1泊300万円のホテルを用意する構図に、国民の多くは暗澹たる気持ちにさせられた。そんな中での低視聴率に、多くの人が「天罰だ」と思ったことだろう。