家庭菜園の自動散水。タカギ散水タイマーを活用

穴太の畑にも自動散水を導入したいと穴太の土地を購入した時から考えていました。
穴太は出来るだけ経費を下げたい事から
水道を引いていません。　畑は雨水です。
貯水タンクは　下段のメインタンク(500リッター)
上段は奥から採水用のタンク(130リッター)、自動散水用タンク(50リッター)、手洗い用タンク(130リッター)になりました。
そして昨年８月に　　安曇川の散水タイマーが使い易いので同一タイプを購入。
　早速、上段中央の散水用タンクに接続して確認しました。
失敗です。　水が出て来ません。
安易に考えていました。　使用可能水圧：0.1～0.7MPa
水圧が水柱で10m程度以上が必要で、水道の圧力程度は必要でした。
何か方法は有るはずだと思い、しばらく休憩です。

下段貯水タンクから上段のタンクに水を上げるのに
水圧4m程度のポンプ(￥3,390-.)を取り付け。
　　　ポンプの入口にシンク用のフィルターを仕込んで
貯水タンク株から採水、カチットを通して上部の共通配管(？)に接続。
このポンプで「散水タイマーが動かないかな？」という気持ちがも有りました。
そうこうしている間に、　ダイアフラムポンプ というポンプが目に付きました。
圧力：0.85Mpa、圧力スイッチで電源が切れます。
流量は期待できませんが、水道水の環境は作れるかもしれません。
　購入(￥2,180-.)してみました。
「これは使えるかも」と考えたのですが、
電源電圧が低いとポンプの圧力が上がりません。
この時、電流は流れぱなしです。
口コミを見ると焼損の書き込みが有ります。
今回、無人状態で稼働させます。
これは危ない。

何か他に方法はと思い。
上記の揚水用のポンプを散水タイマーで動かす事にしました。
散水タイマーから信号を取り出す必要が有ります。
　分解して見ました。
信号線は左側(白色)の電磁バルブ配線(赤・青)から分離。
どんな信号が出ているのか波形を取りました。
　手動での開が左側(5V0.5秒の信号)、閉が右側(-5V0.1秒の信号が２回)
バルブに鉄が吸い付くので内部にマグネットが入っていてプラス5Vで開、マイナス5Vで閉じています。
閉の信号が２回出ている理由は解りません。
信号のOFF時に反対側の電圧が出ているのはサージ(逆起電力)でバルブの配線を外すと無くなりますが
何故か閉の信号が出ません。 (別の症状だったかもしれません。)
何かプログラム上で処理が入っているようです。
リレー回路(+5VでON、-5VでOFF)を組んでみましたがサージ(逆起電力)が邪魔をして安定しません。
散水タイマーは散水の起動だけに使用して、散水停止は別のタイマーで設定する事に。
購入したのは
中華製のタイマー(オートメーションリレー タイマーリレー)２個で７４５円です。
電源(6～30V)を入れて、トリーガー端子に信号(3～24V)を加えると設定時間リレーがON。
散水タイマーからプラス電圧だけを取り出して、散水タイマーの設定時間は最短の１分に設定。
これをトリーガー信号にして、OFFの時間(散水時間)は中華製のタイマーで設定(10～30程度を想定)。
中華製のタイマーのリレー出力で別リレーを介してポンプを回すことにしました。
　　ケースは１００円ショップで購入。
有り合わせの手動スイッチを取付。配線用の圧着は無かったのでパスしました。
これで動作確認はOK。
　最終的にホースリールを繋いで確認。
ここでポンプOFF時に水が漏れ出ていました。
安易に途中に高い所を作ればよいと考えていましたが、サイホン効果で漏れ続けました。
基本動作はこれでOKなので、この問題は
　梨の棚を設置後に畑全体の散水配管を
設置の予定をしていますので、この時にいろいろ試してみます。
まだ確認はしていませんが高圧ポンプの方は洗車用に使えないかと考えています。