わたし、製糸工場で働いているの。
学校が終わってそのまま工場に行くのよ。うちに帰っている時間ないの。
仕事は4時からだから。エプロンして夜9時まで働くのよ。
そのあと宿題するのは眠いけどね。
最初は辛かったけど今は平気。1日7ドルもらえるのよ。
それでおとうさん、おかあさん助けてあげるの。
たまにはあたしが料理作るのよ。
わたしのお金でクリスマスにチキン・オードブル買ったのよ。
奮発してワインも買ったの。おとうさん、すごくうれしそうだった。
おかあさん、泣いてた。「ごめんよ、ごめんよ」って。
私は「いいのよ、これからも頑張るから。みんなで笑って過ごそうよ」って言ったの。
わたし、大きくなったらレストランで働きたい。
おいしい料理を安く売れれば、貧しい人も幸せになれるもんね。
だから、お金をためて、カレッジでもっと勉強してそのあと料理学校に行くわ。
私の目標なのよ。時々、くじけそうになるけどおとうさん、おかあさんの笑顔を見たら、また、
頑張る気になるのよ。そしてみんなの笑顔を想像するの。そしたら、絶対に負けるものかって
また、頑張れるの。私にはみなさんの笑顔がついてる。
今は苦しいけど、神様がかならず私を導いてくれるわ。
あっ、仕事が始まっちゃうからまたね!
真剣な目、幼いながらも堂々としていますね。この子は必ず夢を現実にできるでしょう。
目標をもってそれに向って頑張ること。頑張りの後ろ盾がある人は強い。
みんなにささえられている、という気持ちが自分を奮い立たせるのだ。
自分はひとりぼっちでないってことだな。
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