決してメタボのことを言っているのではない。
メタボリズムとは1960年代の高度成長期に、日本の未来都市を夢見た建築家たち、
黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦といった建築家たちを中心に展開された建築運動の総称
である。それは増殖する細胞のように次々と姿を変え、環境に適応した生き物のように
増殖していくのである。
これは東京大学丹下健三研究室の東京計画(1961年)の成長する東京海洋都市のCGである。
高度成長期でありながら、もっと未来の都市計画がこの頃から考えられていたのである。
現在の湾岸都市の基礎なのであろう。
まるで生き物ように次々に組み立てられる都市。圧巻である。
これはエコポリス。人工地盤で居住地が展開されている。
その他に昭和基地の構造についても展示があった。プレハブ建築の元祖なんだそうだ。
建築もデザインなのである。ちょっとこれで視野が広がったような気がします。
展示は2012年1月15日までと長いのでもう一回行きます。
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