〔あったこと〕骨粗鬆症は、女性に一番多い病気です。日本の骨粗鬆症患者は1280万
人で、その8割の980万人が女性です。骨がスカスカになって骨折すると寝たきりにな
るリスクが高くなると言われていますが、それだけではなんです。考えてみると、わ
かります。皆さんも想像してみてください。
背骨のひとつが潰れると身長が低くなります。足の長さは変わりませんが、 胴の長さ
が短くなります。胴の中に臓器がいいあんばいに収まっていたのに、背骨がひとつ潰れ
たため、いいあんばいに収まっていた臓器たちは少し圧迫感を感じるようになります。
二つ目が潰れるとさらに圧迫感は強くなります。元には戻らないので苦しい中で臓器は
今まで通り働かなくてはいけなくなります。こういう状況から、誤嚥性肺炎や食欲不振
吐き気や嘔吐といった症状につながるのだそうです。食べてこそ食べたものがエネルギ
ーとなって普段の生活を支えます。食べることが難しくなってきたら命も心配です。
怖いのは骨折だけではないですね。体全体に影響します。女性に多い病気ですが、決し
て男性がならないというわけではないということを付け加えておきます。
さて、骨粗鬆症は閉経後から罹患者が増えるといわれています。ですが、予防はお母さ
んのお腹の中にいるときから始まっています。お腹の中から出たら、20歳までに骨の量
を多くして中年を迎えたいものです。20歳を過ぎると骨の量を増やしたいと思っても体
ができないのです。
〔思うこと〕やれることはして、10年20年先も健康でいたいと私は思います。
〔これからのこと〕いつからでもいいので、明るいシニアライフが送れるよう必要なこ
とをしていきましょうよ。
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