つくられた痛み

2010-06-29 09:24:57 | 心と身体
「骨盤が歪んでいる」

ある女子高校生が腰痛で来院しました。

一年くらい定期的に「骨盤矯正」に通院していました。

治療に行くたびに「今日は、骨盤の歪みが大きくなっているね・・」

「今日は、歪みが右が下がっているね・・・」

「今日は、右足が短いね・・・」


治療に行くたびに「不安」を感じていました。


これって、治療家が不安をあおっていると思いません。


骨盤のゆがみと腰痛との因果関係はいまだ証明されていません。

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田舎のおばあちゃんは、腰が二重にになり曲がっていますが、腰が痛いといいません。

「先生、最近はお天道様をみたことがないよ・・アッハハハ・・」

腰が90度以上曲がっていて地べたしかみたことがないということなのでしょう。


こんな患者さんもいます。

70歳代の男性。右の膝が痛くて整形外科でレントゲンを撮りました。

レントゲンは右膝だけでなく左の膝もとりました。

左右両方に同じように、骨の変形と軟骨がすり減っているといわれました。

痛いのは右の膝です。

左にも痛みはないが変形がありました。

痛みと骨の変形を結びつける根拠はどこにあるのでしょうか?


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治療家がいった言葉。

レントゲン画像による印象的なイメージ。

ともに強烈に脳にインプットされます。

このインプットされた記憶は負の呪縛になり、長期的に患者さんを治らなくします。


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女子高校生。

ファッションや容姿に人一倍気になる時期です。

つまらない治療家の一言が、多感な時期に身体的不安で勉強も手につかず、毎日自分でレッグチェックしているそうです。


治療家の先生はもっと勉強すべし。

正しい情報を提供すべし。

拳骨








ダイエットの目的

2010-06-18 08:07:14 | 心と身体
ダイエットは永遠のテーマか?

ダイエットは女性だけのテーマではありません。

男性では最近の「メタボ」などは、健康への目的でダイエットを推奨しています。

コレステロール、高脂血症、高血圧・・・・

健康の為のダイエットです。


女性が行うダイエットは、主に健康の為というより「美容」目的が多いと思います。

スリムになって、ワンサイズの下の洋服を着たい。・・・こんな願望があると思います。


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50歳代の女性の患者さん。

最近、動悸や高血圧、コルステロールが高くなりお医者さんに行きました。

「お薬を処方しておきます。太りすぎですから運動や食事制限をして、少しダイエットしてください」といわれました。


そのことが気なり、食事制限や運動を始めました。

約1ヶ月前のことです。


昨日の来院時は、朝の起床時に首が痛くてまいっているということでした。

本人は「枕」を変えた。寝室を変えた。いろいろ自分なりの原因をあげました。

そうですね。枕を変えても首が痛くなることもあります。


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検査で出てくるの緊張パターンは「食事制限」「健康」です。

健康の為のダイエットが気なり、寝るときにいつも考えるそうです。

意識的には「健康の目的にダイエット」です。

しかし、無意識的には「健康ダイエット」では反応しません。

「美的ダイエット」で反応します。

意識的なダイエットの目的と、潜在的なダイエットの目的が一致していませんでした。

このような、ダイエットは緊張します。

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意識的には、お医者さんで言われた「健康のためにダイエットをしなさい。」で、はじめたダイエットです。

しかし、潜在的には「美的ダイエット」があったようです。

ワンサイズ下の洋服が着たい。痩せたい、スリムになりたい。


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健康ばかり気にして食事をすると病気予防より、病気になるような気がします。

スリムになって、活発的になり綺麗な洋服を着ていることの楽しみをイメージしましょう。

拳骨



右利き? 左利き?

2010-05-27 09:16:09 | 心と身体
研究会症例2

四肢の運動機能や耳、目、などに共通して利き方があります。

手足の四肢はご存知だと思います。

では、耳は? 目は?

普通ですと、耳は電話の受話器を当てるほうの耳が利き耳です。

目は? 腕を伸ばして両手で丸を作ります。

遠方の一点を両目でみます。

そのみている一点を、片目でみます。

その動作を左右行います。

そうすると、右目と左目で見える側の目と、見えない側の目がわかります。

片目でみて見える側が効き目です。


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四肢も耳、目も同じ側が利き方になります。

腕の利き側は、腕組みをして上側になるほう。

下肢の同じく、足組みをして上になる方が効き足です。

さて、普通ですと腕も、足も、耳も、目も共通して利き方になります。


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この症例は、スキーですべっているとターンするときに目が使えなくなり、大きく首を捻り頭を動かしてみるそうです。

日常では特別不自由は問題ではありません。

強いて言えば、車の運転で右回り、左回りの得意、不得意で表れることがあります。

スポーツ選手やレーサーなどは大きな障害になります。

バッティング、守備、スキーのターン、レーサーなどパフォーマンスの低下や、レーサーなどは生死を分けるようなことになりかねます。

痛みとかではないので気づかないことがあります。


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治療前に両手で輪を作って両目でみて、右目でみると一点が見えなくなりました。

手足、耳は右利きです。目だけ左の目でみていました。

症状はスキー右ターンがうまくいかないということです。

PCRTで検査をすると、仕事のストレスがあり、ある問題で決断ができず迷いがあったようです。

本人はこの迷いが潜在的にストレスになっていたようです。

この迷いに気づいていただきました。

治療はそれだけです。

治療後は右目でみることができました。

拳骨


ストレス・緊張・あがり症・イップス・心配が多い・元気がない・・カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kでは「ニューロ・パターン・セラピー」で解決します







めまい

2010-05-26 08:45:54 | 心と身体
研究会での治療例1です

主訴:めまい

立ち上がるときや縄跳びをするとめまいがするそうです。

数ヶ月前から、時々起きるようです。

検査:左後半規管の機能低下確認(病的ではない)

めまいはこの半規管が機能低下をしていて起きている、可能性がたかいようです。検査で

は、半規管に刺激を加える検査で陽性反応がでました。

ここまではお医者さんと同じ検査です。では治療はお医者さんは、薬物治療などで対処的なことを行います。

しかし、半規管の機能低下は結果であって原因ではありません。

したがって、対処的な治療では再発の可能性があります。

PCRTでは、どうするのか?

半規管の機能低下を自律神経の問題と考え、自律神経を乱すストレスを見つけ出します。

神経筋反射をみて、緊張ぱターンをみていきます。この緊張パターンは意識的なものも含まれますが、ほとんどは無意識の緊張パターンです。

この方は、縄跳びで緊張します。さらに、ジャンプでは反応しません。

長いロープで反応します。

過去に長い縄でイベントがあったようです。

その時のイベントをプラスでイメージして頂くだけです。

プラスに切り替えると、治療後は半規管の検査をしても反応が無くなります。

過去の出来事が無意識に学習していることがあるようです。


拳骨


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ストレスで歯の痛み

2010-05-25 08:26:32 | 心と身体
今朝の読売新聞(5月25日)

歯が痛くなり歯医者さんに行きます。

当たり前です。不思議でも何でもありません。

しかし、歯医者さんでも歯の痛みは治らない事もあるようです。

歯医者さんで検査をしても、歯の痛みの原因がわからないそうです。

結局は、ストレスということでした。

この患者様もいた痛みが発症した時期と心理的なストレスが重なっていたそうです。

ストレス性の痛みは、胃潰瘍、下痢、腹痛などが有名ですね。

歯の痛みもストレスが関係しているようです。

勿論、肩こり、腰痛、アレルギー、スポーツ障害も関係しています。

ストレスの症状はどこにでてもおかしくありません。


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先週末は「心身条件反射療法」という「こころ」と「からだ」の関係性の研究会がありました。

小生もスタッフとして参加させていただきました。

参加された先生方も多種多様で、獣医さんも参加されていました。

お話をさせていただきました。

「動物も、人間同様にストレスで症状が悪化している慢性疾患が多い」ということを行っていました。

「椎間板ヘルニア」「糖尿病」「喘息」「皮膚疾患」「関節炎」・・・人間も犬や猫も症状の原因は同じなのでは・・・・・・


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研究会では実技の時間にデモ治療2症例を行いました。

沢山の先生方がみている中でのデモ治療は緊張します。

こうゆうのをストレッサーというます。

この緊張に打ち勝つとうと頑張るのをストレスといいます。

ここでがんばることが一時的なことであれば差ほど問題はないと思います。

これが、毎日頑張ると、副腎が疲れて立ち直れなくなります。

ほどほどのストレスは適当に人間を成長させてくれます。

このときは、ストレス有難うです

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ストレスに負けないように「なにくそ!」とがむしゃらに頑張るのがいいのか・・・


あるいは、頑張らずに、最初から逃げて立ち向かわないのか・・・・・・


ガッバっても、頑張らなくても、どちらでもいいよ・・・・


どれがいいでしょうか・・・・


拳骨


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