「
イップス」という言葉を聞いたことがあると思います。
一般の方はあまりないかもしれませんが、スポーツを本格的に行った方は一度は聞いたことがあると思います。
なかにはイップスを経験したり、イップスで選手生命を絶たれた方もいるかもしれません。
イップスはもともとゴルフの選手が極度の緊張で体がこわばってパットが打てなくなったことから始まったようです。
「ショートパット恐怖症」などといわれて30センチや40センチの短い距離でもパッドが打てなくなってしまう状態です。
他のスポーツ競技にも同じような症状がでる選手がいます。
野球ではボールが投げられなくなりキャッチボールができなかったり、トスが投げられなかったりします。
このような状態のときに身体ではどのようなことが起きているのでしょうか?
身体が動くのは関節が動くということです。
関節が動くのは曲げたり伸ばしたりする筋肉が働くことです。
関節は曲げる筋肉と伸ばす筋肉が対になっています。
通常は関節を曲げるときに曲げる筋肉が力を出します。
そのときに反対の伸ばす筋肉は力が抜けます。
しかし、イップスのときは曲げる筋肉も伸ばす筋肉も同時に力を出してしまいます。
こうなってしまうと関節が固まったように動かなくなってしまいます。
幼稚園の園児が手足が同じ側でロボットのように歩くのと同じです。
こういう現象を「共縮」といいます。
スポーツ選手が筋肉がうまくコントロールできなかったら致命傷ですね。
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言葉こそ違いますが、日常の生活のなかにも同様の症状があります。
上司の前にでると緊張して会話ができない。
電車に乗るとお腹が痛くなる。下痢をする。頭痛がする。
ある人は筋肉にでたり、ある人は胃腸にでたり、ある人は皮膚にでたり・・
症状は様々です。
さて、原因は? 過去のトラウマであったり、現在の仕事のストレスであったり、家族関係であったりと・・・これも様々です。
意識的、無意識的に自己の思考が訴えているのではないでしょうか。
経験者は何となくわかっていると思います。
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拳骨