まあ、今回は興味のない人……たまたまblogに
立ち寄った人には読めないように白塗りで消しておきます。
今年の○月のこと。
とある非公開形式のサイトでアダルトゲームでの
シナリオライターの求人募集があり、コンタクトを取りました。
すると「打ち合わせしたいので東京に来られたし」とのこと
だったので嬉しくなって小躍りしたり。
すると、まあよくあることですが偶然に打ち合わせに行くまでの
間に(2~3週間あったかな)2箇所から仕事のオファーがありまして。
人材派遣会社からのオファーや、短期のライターでの仕事や……。
断らざるを得なかったので断りました。
掛け持ちでやれるほど実力があると自分を評価してはいないのです、私は。
そして交通費は向こうが出してくれるということだったのですが
「新幹線はカンベンして下さい」ってことだったので
夜行バスで行くことに決めまして。
行ってみたところ……。
待ち合わせ場所を、オフィスの近くのコンビニに決めまして
待っていると寝巻きに近い姿の男が一人。
まさかな、と思っていると社長さんでした。
歳が同じだったのには更にビックリしましたね。
オフィスに移動。
会社、っていうか法人なのですが普通の家というか
マンションの一室で、それは零細企業とかであるのでそんなに
驚きはしないのですが社長さん自身の生活するための
家具やら何やら置いてあるわけですね。
組み立て中のパソコンとか、そのパーツが入ってあったであろう
箱とか、エロ漫画やら官能小説、アダルトゲームの箱やら雑誌、
まさに「足の踏み場もない」状態でした。
この時点で嫌悪感をたっぷり感じていたのですが、
事態はそれだけに留まりませんでした。
「実はねー、いま貴方に与えられる仕事がないんですよね」
聞いて、ポカン……としました。
「はぁ??」
聞き間違いかなと。
で、言ってたことがゼンゼン違うってので非常に憤りを
感じたのですがその場では抑えて堪えました。
そこに生理的な嫌悪感が加わって、もう大変。
「これから発生するかもしれない仕事」について
話をしていますと、コンビニでよくあるカフェオレとかの
160円くらいの割高な飲み物を4本5本とか飲みはじめて。
「眠眠打破」とかの錠剤をバリバリ食べ出したり、
山のような薬の袋から、しょっちゅう錠剤を取り出して飲んでるんです。
しかもヤカンに水道水をたっぷり注いで、直接飲んでるし。
資料と称してある雑誌やら本やらはベコベコにへこんでたり
めくれてたり、そして何よりどこにあるのかわからない感じで
埋まってるわけですよ。
床は何かの液体がこぼれたのか、ベトベトしてますし。
背中には脂汗が流れて「はやく帰りてー!」って思ってました。
しまいに寝転がりながら話をしだしまして、長いプラスチックの定規で
背中をボリボリ掻きながら話したりするんです。
さ、更に股間のソコまで他人が使うかもしれない定規で……。
「ギャアーッ!! 助けてオガーヂャーン!!」
って感じでしたよ。
結局、話し合いが上手くいくはずもなく、出たら新幹線の終電も乗れず。
しかしビジネスホテルとかに泊まる気にもなれず、
夜行バスで帰りました。
もう、あの部屋のどこからでもゴ○○リが出てきそうな、あの空間に
閉じ込められてる感が恐くて恐くて……。
もしかしたらビジネスの場で、立場が上の人に対しては
キッチリ営業するのかもしれませんが……あれは困りました。
まあ、という以前に嘘をついて話し合いに呼ぶという時点で
社会人としておかしいと私は思うんですけど。
で、それ以降にメールとかしても全く一切
音沙汰なしでした。
どう思われますか、皆さん。
白塗り終わり。
こういうのが当たり前にあるのかどうか、って訊かれると
私は「ない」と答えます。
コンシューマ1本、アダルト7本、同人1本で
開発期間で換算すると2年半から3年やってきましたけど、
これは普通とか標準じゃありません。
ちなみに私が今関係している如何なるサイトからも
その会社との繋がりは読み取れないようになってます。
実際に仕事は発生しなかったわけですから当たり前といえば
そうなんですけどね。
求人に応募して、私の力量及ばず「ご縁がなかったということで……」と
断られた会社でも誠意ある対応してくれるところは沢山ありまして
個人的に応援したいなっていうブランドも結構あるんですよ。
そういうところは私のサイトで載せてたりもするんですけど。
まあ何が言いたいかと申しますと、誹謗中傷をするつもりで
書いたわけではないということです。
いくらゲーム業界が一時期より売上げ落ちたからって
そんなのまかり通ったらお仕舞いですよ。
そう思いませんか。