お餅が好き

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池井戸潤「下町ロケット」

2014年04月01日 00時16分27秒 | reading
またまた池井戸作品。
今度は直木賞受賞作の「下町ロケット」。

この作品、賞をもらうだけあって、それはもう
よくできたお話でした。
物語の展開が絶妙なんです。
プロローグが後々効いてくるんですよね。
その後はピンチとチャンスが行ったり来たり。
最後はきっと上手くいくのではないかと思いながらも
ドキドキハラハラ。
一気に読んじゃいましたねぇ。

会社の後輩が途中でリタイアしたと言っていたので
大丈夫かな?って心配しながら読み始めましたが、
自分は楽しく読めました。
昨日の夜、寝る前に読んでいたら、寝られなくなって
最後まで読み切ってしまいました。
おかげで今日は月曜日だというのに眠かったですけど。

池井戸作品の舞台は会社が多いので、どうしても
自分の仕事と重ね合わせてしまうんですよね。
今やっている契約書は問題ないか?抜けがないか?
周りの仲間と同じ方向を向いているか?
ちょっと考えすぎてブルーになる瞬間もありました。

大企業と中小企業、夢を追う社長と現実的な従業員、
そして家族の問題。
いろんな問題を乗り越えてのエピローグ。
良かったです。

わたくし、池井戸さんにだいぶハマり始めております。
この勢いで次も池井戸作品を。。。


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