震災を伝える

阪神大震災から20年ですね。
「20年」という節目でもあるため
震災の時の映像がここ数年よりも多いような気がします。

「語り継ぐ」などの言葉ではなく
まだ
「ほんの数年前のことのよう」
「あっという間」
という感覚です・・・

でも・・ふと考えます・・

戦後に生まれ
「戦争を知らない子供たち」の世代の私たち
「戦争」なんて 自分には全く関係ないことのように
平和な高度成長期に生まれ育った私たち

そんな私たちが生まれたのは
「戦後20年もたたないときだったのだ」

と思うと・・・

震災もこれからの世代の子供たちには
「他人事」
「遠い昔のこと」としか思えないのかもしれません。

あの時に感じた
「地震の怖さ」
「命の大切さ」「隣人との絆」「人のやさしさ」
埃だらけの神戸の空気
見渡す限りの仮設住宅
また膨大ながれきを見て感じた虚しさも・・

塾で若い子供たちに接しているのだから
この神戸で震災を経験した人間として
「震災を伝える」という仕事もしていかねば！
と思いました。

先日も書いたように、
今日は関西私立中学の入試日。

息子の中学入試から10年。

10年かぁ・・・3650日
いろいろなことがあったなぁ
子供を通じて私自身もたくさんの出会いがあったことを
改めて感じます。

育友会の役員、部活の手伝い・応援、保護者会。
たくさんの出会いに感謝

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