1年が早い。

「年をとれば１年が早い」
当たり前だと思っていました
だって５年しか生きていない人にとっての１年は
自分の人生の５分の1。
でも５０年生きてきた人間にとっての１年は50分の1！
だから・・・・
「1年がどんどん早く感じてくる」のは
当たり前だと思っていました。

でも先日の天声人語は興味深かったです。

信州大学学長が入学式で、脳科学者の言葉を引用して
「周りの景色が見慣れたものになってくると
時間が早く過ぎ去るように感じられる」
と語ったそうです。

「新しい場所を訪ねる」
「新しい人に会う」
「新しいことを学び続ける」を薦めたとのこと。

確かに！
旅行に行った数日はすごく長い。
特に1日目はすごく長い。
見るものすべてが新鮮だから

塾の子供達は今、新学期を迎え緊張しています。
「クラスに知らない子がいっぱい」と
語っていたり
「新任の先生だからどんな先生か不安」と
嘆いていていたり・・・
だけど、週に2回顔を合わすたびに
友達の名前を憶え
先生のクセを探りetc・・・
成長していくことでしょう
そんな毎日はきっと長いでしょう

出会いの春
進級やクラス替えはなくても
「新しいこと」見つけるにはぴったりの季節
「新しいこと」
見つけに出かけましょう

「ホント1年て早いね」
なんてセリフを
社交辞令のように口にするのはやめましょう

それは「この１年も大して新しいことなかったわ」と
言ってるみたいなものですものね

　　



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