2015バーゲン事情

今夜は七夕ですがあいにくの曇り空ですね
７月になり早１週間。

例年ならもっと　sale！　バーゲン！！の文字が
踊っていそうなのになんだか世の中、
TVなどの広告、静かだと思いませんか？

よく行くブティックのお姉さんの話では、
「昨年あたりから夏は大々的な「sale」というのは遅くなってきている。
一部セール品も置きながらできるだけ定価での購入を増やしたいと考えている」
とのことでした。


そういえば・・・
「クローゼットの中の服を減らした、シンプルな暮らしをすすめる本」
が、最近はとても人気があるようです。
「フランス人は10着しか服を持たない」は最近ずーっとベストセラーですよね。
こんなのが流行るとアパレル業界、売上ダウンで大変なのでは？
と心配なってしまいますが、そんな影響もあって
お店の側も「セールで大量に衝動買いしてもらうより
お気に入りの１着をじっくり見つけてください」
という方針なのかしら？？

しかし・・・
ファッション大好きキー子もその本、読みましたが
「クロゼットに季節の洋服１０着」てどうなのかしら？
今ある「パンパンのクロゼット」から
お気に入りの１０着を残すのはできるかもしれません。
でも、それは
買ってみたけれど、
合わせてみたけれども
「どうにもしっくりこなかった何着もの服」
を犠牲にした１０着だと思います。
「お気に入りの服」は、意外にも
福袋に入っていたセーターだったり
買ったときは「どうかな・・」と半信半疑だったり…
それがいつの間にか
「お気に入りの1着になっていた」
そんなことないかな？


・毎日フルタイムで私服着て働いている人
・週に2、３回の出勤の人
・専業主婦の人
状況によっても違うだろうけれど
１０着しかなかったら、
絶対に１シーズンで服痛んで、
その年で「ポイ」とゴミ箱行き

来シーズンはまた10着、総入れ替えで
買わないといけないだろうな
ファッションコーディネーターでもない人が、失敗なく、
着回しのできる自分にぴったりの10着、買えるかな？
それとも、失敗した服は直ぐに捨てろ！てことかな？

世間の人は
普通のファッションセンスと
普通の予算しか持ち合わせていないから
なかなか難しいのでは
持っている服を
「あぁでもない～こうでもない～」
と言いながらないセンスで悩みながら
毎日の服決めるのも
女性にとっては大事なこと！
大事な時間のような気もします。

この年まで生きていると
さすがにバーゲンの文字に踊らされて
「安物買いの銭失い」みたいな
バカな買い物は減っていると思うし
「良質なものを着回ししながら着たい」なんて
洒落たことも望んで頑張っているつもりだけれど

やはり
ファッションに失敗はつきもの
女性は買い物を楽しまなければ！！


えっ
服の数減らせ！って言ってるだけで
誰もホンマに10着にしろって言ってないって

はいっわかっているつもりですが・・・

「負け犬の遠吠え」
どころか
「負け蟻の遠吠え」　ですね



芦屋サンクスホーム