蓋は、箱より2mm程度大きくつくることにしまた・・・蓋を開けるときに手がかかるように。
正確に45度に切断した部材にアクリルシート(2mm)用の溝をきります。
これもきつすぎると組立が困難になるだけでなく、仕上がりが変形することもあるので。いわいる「適度な溝」を掘るひつようがあります。2mmのトリマビットはありませんのでマルノコ盤で2度曳きして加工しました。
組み立てると内側の仕上げができませんので、部材のうちに面取りをします。面取りは「面取り鉋」で
面取り鉋は、確実に45度で深さも一定に削れるようになっています。鉋をひっくり返すと・・
部材がそろったところで、並べて収まりを確認します。
組立は、額縁の組立と同じ要領です。が、接着剤は耐水ボンドをつかいます。耐水ボンドは乾くと茶色になりますので、少なめに付けます。
特に、内側に出てしまうとアウトです。
締め付けには専用の工具も販売されていますが荷造り用のベルトを使います・・コーナーにはこんな宛て木をします。
はみ出してきたボンドが宛て木につくと大変ですから、ラップを施します
あたりの悪いところは玄翁でかるく叩いて、角をピシッと合わせて、しっかりしめつけて1日おきます。
ラチェットのないこんなベルトでもできます
カバンなんかを縛るやつです。これではしっかり締められませんので、宛て木を2個入れて左右にぐぐっと開きます。これでもよくしまります。しかし枠の中ほどが内側に歪んでコーナーの密着がわるくなることがあるので、要注意です。
・・・・もう少しでしあがります・・・