できあがってしまいました・・・(++ちょっと急ぐ事情があって、作成工程の写真をあまり撮れませんでしたできあがりは、こんなのです
作り方ですが。。。まずは、箱の「身」から
箱の木組みは「5枚組み接ぎ」としました。⇒箱の組み手についてはこちらをご覧ください⇒三枚・五枚・あられ組み接(1)
側板の底板をはめる部分はトリマ巾6mm、深さ8mmくらいの溝をほります。板は約8mm。周囲を鉋でテーパに削り、周囲の厚さは6mm弱。この時、底板の周囲を溝きちきちにすると組立が大変で、無理すると箱本体が歪んでしまいます。溝にす~ぅっとはいるぐらいがいいと思います。また、組み手の長さは板厚より1mm程度長くします・・組みあげるとツノがでますが・・組み手のきつさもきつすぎないように、かといってゆるすぎないように。初心者のときは、きつすぎて、よく割れがはいったものです。
接着には、あの白ボンドはつかえません(水に濡れると溶けて白い汁が出てきます)。竹釘でとめます。
まず、軽く玄翁で叩いて(もちろん宛て木をして)、くみましたが、これでは当然?隙間があります。ハタガネでしっかりしめなければいけません・・・5枚組み接ぎにすると、これが結構大変!初心のころは組み手がきつすぎて、よく泣いたものです。
しっかりはまるが、きつすぎない・・・絶妙な加減が必要。中に入れるネタの水分をきっちりまもる精度が必要です。
接着材はつかわなくても、ハタガネで締めてきちっと突き当てます。
沢山のちいさな宛て木が必要です。ハタガネと宛て木を用意して、組みあげます
この状態で、一日置いて、なじませます。
組みあがった箱です。接手のところは、約1mmのツノがでています・・これは組みあがってから、鉋でたんねんにけずります。
ネタ箱は、水分を含むし、なんといっても食べ物を入れる箱ですから、接着材は好まれません。
竹釘をうってしっかりくみ上げます。
・・・・・・蓋につては、またこんど・・・・・