弘前市取上 H様邸の建て方 始まりました。(5/23~)
今回の住宅は、約60坪の2世帯住宅です。
構造体に特長があり、通常は建築部材同士の接合をプレカット工場や職人さんが継手・仕口加工する訳ですが、今回は柱相互と梁(横材)を金物によって緊結接合する工法をとりました。(従来の加工方式よりも1.5倍程度の強度がとれるからです。)
また、施主様のご要望により、土台、柱、梁、束等の構造体は全て青森県産集成材を使用し、内装床・腰壁・天井材にまで地産地消を実現した住宅となります。
以上のこだわりから 「あおもり型県産材エコポイント制度」に合致した環境にやさしい住宅建築であり、さらに 「国の住宅エコポイント制度」にも合致している省エネ対応住宅となっております。
詳しい制度の内容はこちらでご確認ください。
建て方が始まりました。
県産材+金物工法で現場が進みます。
柱に取り付けている梁受けの金物です。
大梁同士を組み受けた金物です。
この金物工法は通常の1.5倍程度の強度があります。
土台部に取り付けた基礎~土台~柱の引き抜け防止用金物 アンカーボルトです。
外張り断熱工法・・・屋根の1層目75mm断熱施工です。
切妻桁部分の断熱施工
寄棟下り棟部分の断熱施工
切妻の棟部分の断熱施工
2階桁部分の断熱施工
切妻棟部分のウレタン充填断熱施工
寄棟下り棟部分のウレタン充填断熱施工と、75㎜厚断熱材の気密テープ処理
屋根1層目75㎜断熱施工が完了しました。
隙間のウレタン処理ならびに気密テープによる処理にて完全に屋根の気密施工がなされました。
外張り断熱工法・・・屋根の2層目45㎜断熱施工です。
45㎜の断熱を屋根垂木の下地木材でしっかりとはさみ込み、気密施工のテープ処理。
棟のウレタン充填断熱施工、1層目も2層目も同じ処理をします。
屋根の棟や谷は全て、気密及び断熱処理をします。(棟のシート包み状況)
屋根2層目45㎜の断熱施工が完了しました。(1層目+2層目=120㎜断熱施工)
屋根面へ敷設しました遮熱シートです。
屋根の遮熱シートでは、「タイベックシルバー」を使います。(10年保証品)
しっかりとシート継目には、気密テープ処理を施し、屋根面の気密・断熱施工は全て終了します。
遮熱シートの上に2層目の屋根垂木をかけています。
屋根垂木の役目は、、屋根を形成する構造体と、
もう一つ、壁及び軒天井から空気が棟に向かって走る通気層です。
屋根垂木の高さが10.5㎝もあるので、空気が走る通気層が十分確保されています。
屋根の2層目垂木が終了しました。
この後、野地(屋根板)を敷設すれば屋根の構造体がほぼ完了です。
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