腱鞘炎の改善法

　１歳数ヶ月のお子さんがいて育児疲れの２０代の女性が、全身疲労で来院されました。腕、肩、背中、腰、・・・体中辛いそうです。また、子供を抱っこすることが多く、手首も痛く、病院で腱鞘炎と言われたそうです。

　よく、PC仕事で手や手首に負担がかかり腱鞘炎で病院に行くと「仕事を変えなければ治らない」と言われて諦める方がいます。
　
　しかし、諦めることはありません。実は、私も均整の学生時代、昼は治療院で夜は学校という生活だったとき、手首や親指が腱鞘炎になったことがあります。しかし、色々と工夫して痛みはなくなった経験があります。

　その女性も施術後、椅子に手を付いて体重を乗せても痛くないので驚いていました。

　自分で出来る方法は、いくつかありますが、手首が痛い場合は、反対の手の４指で痛い手の前腕（肘から手首）の外側（手の甲側）の筋肉をよく揉んで下さい。前腕には２本の骨（尺骨とトウ骨）があります。その間を特に入念にほぐしてください。

　また、前腕の筋肉を圧迫したまま、手首を曲げてみてください。痛みが軽減すると思います。これらを１日に数回、まめに行うと徐々に改善していくと思います。お試しください。


　杉並区西荻窪の整体・木村均整院