猫にマタタビ

昨夜、猫の爪とぎを買ったときにオマケで付いてきたマタタビを２匹の猫に与えたら・・・結構面白かった。

１つの皿にマタタビの粉を盛って出すと先にミーがダッシュで飛んできた。いつも普通のごはんの時はのっそりと重い腰を上げてゆっくり来るのにマタタビの時は素早い。そして美味しそうにナメナメしている。そこへサンが遅れて来る。

サンは俺にもよこせとばかりに顔を近づけてもミーは皿に顔をうずめたまま離れない。「少しはサンにも分けてあげな」と言ってミーを退かそうとしても皿の前から梃子でも動こうとしない。バーゲンセールで買い物に夢中な中年のおばさんのようだ。

そのうち痺れを切らしたのかサンがネコパンチをミーの頭に打ちこむ。
(＠_＠;) ビックリだ。気弱で普段はミーの顔色を窺っている感じがするサンがまさかの高速猫パンチ。これにミーが反撃するかと思いきやミーは涎を垂らしてマタタビをひたすら舐めている。恐るべきマタタビのパワーだ。危険ドラッグを使った人間とよく似ている。

皿の底まで綺麗に舐め上げてようやく満足したのかミーが退くとサンが空になった皿の匂いを嗅いでいる。「次回はお前を優先するから」となだめるも恨めしそうな顔で私の顔をのぞく。「猫にマタタビ」とはよく言ったものだ。しかし、あまりマタタビを多くやると中毒等の害はないのかしらと不安になる。多くても週１くらいにしておこう。

ちなみに写真は普段の平和な食事風景です。

　　　　杉並区西荻窪の整体・木村均整院