金沢区の横浜市認定歴史的建造物をたずねた。
京急能見台駅から長浜ホールへ。シーサイドライン幸浦駅からシーサイドライン金沢八景駅へ。京急金沢八景駅前の旧円通寺客殿。
そういえば瀬戸神社さまに寄ったことがなかったなぁ・・・駅から近いんだけど、行きは目的地に急ぎ帰りはヘトヘトで・・・
明治の神仏分離で円通寺が廃寺となり、管理の東照宮を合祀しその神宝を引き継いだのは瀬戸神社さま。おまけに、瀬戸神社さまの「和歌おみくじ」は人気と聞いたことがある。おみくじに人気もなにもあるんか。
京急金沢八景駅から国道16号線をちょこっと行けば、瀬戸神社さま。
「頼朝卿、治承四年四月八日に、豆州三島の明神を勧請し給ふ」が社伝だが、実際には古代からの聖地だったようだ。HP等によれば、今の泥亀町から釜利谷東のあたりまで大きな入江で洲崎と瀬戸の間の小さな海峡は潮の干満にともない急流が渦を巻く「せと」だった。古代の人々はここを海神の聖域として篤く信仰。御祭神は「飛び石」に乗って出現されたという。古墳時代の遺跡も出ているようだ。
陵王・抜頭の舞楽面は国の重要文化財、御神像七体は横浜市指定文化財、ビャクシンさまは金沢八名木等々に、
神号額は、拝殿の中は中曽根康弘氏で拝殿正面は小泉純一郎氏!
でも、私がぐっと来たのは、拝殿の後ろ。
社叢林。
縄文の頃から暮らしていたんだな・・・
彼等にとってどんな場所だったのだろうか・・・
聖地は間違いなかっただろう・・・
源頼朝~小泉純一郎まで延々と惹き付けられるのだから・・・
神職さまは、あそこには入れません!怖くて(^^;とおっしゃっていたが、なんか、わかる。。。
またまたオツムお花畑になってしまう。
おみくじおみくじ!!!
神職さまとお話しながら目は社叢林を彷徨いオツムはお花畑満開でうわの空で手を突っ込む。元々全く信じてないから我ながら罰当たりである(^^;
引いてみたら綺麗な色合いの風流なおみくじだなぁ(^^♪しおり型のおみくじの丸窓には広重の金沢八景。私が引いたのは乙艫帰帆。
神職さまいわく、このおみくじは境内の木とかには結ばないで持って帰って時々みてください!とのこと。
それをいいことに更に罰当たりなことに開いたのは帰宅した翌日。
なんと!◎◎!大吉
まほかけて
いりくるおきの
あまをふね
追風のかぢの
音ものどけき
そういえば、広重の金沢八景にはくねくねとした字が書いてあったな。。。
こうして読んでみると好いものだな。
大吉だし。
でも、幸運のキーワードは真帆に海士に追い風にのどか・・・横浜とは言え私が住むのは山の中。
それしても面白い神社さまだな。瀬戸神社さま。
瀬戸神社さまの境内ではあるが国道16号線で分断されてしまっている上に横断歩道もない枇杷島。
北条政子の創建とされる枇杷島弁才天や福石伝説は、江戸時代をさかのぼる記録はないとバッサリ。けど、おみくじは今風。
考古~パワースポットまで幅広い魅力が魅力。
次からは必ず寄ろう。