東京ステーションギャラリーへ。
「みちのくのいとしい仏たち」。
会期は2023年12月2日~2024年2月12日。
撮影禁止。
江戸時代ともなれば、寺院の本堂の形状や荘厳が均一化され、江戸や上方の仏師や造仏僧によって造られた仏像が日本各地の寺院で御本尊として祀られるようになった。
一方で、その地方地方の村々の日常の生活の中では小さなお堂や祠などが拠り所ともされていた。
その小さなお堂や祠には、大工や木地師が造った仏像や神像がおられた。
技術は稚拙。プロポーションはぎこちない。お顔は漫画チックですらある。
けど、厳しい風土の中で生きる人々の心情をうつし出し祈りに耳をかたむけてきた優しさがにじみ出るような仏様に神様たち。
SECTION 1 : ホトケとカミ
SECTION 2 : 山と村のカミ
SECTION 3 : 笑みをたたえる
SECTION 4 : いのりのかたち 宝積寺六観音像
SECTION 5 : ブイブイいわせる
SECTION 6 : やさしくしかって
SECTION 7 : 大工 右衛門四良
SECTION 8 : かわいくて かなしくて
ヒトはなぜ偶像が欲しくなるのだろうか。