山下公園で作業中の職員さんに「はまみらい」を教えていただいた。
そして横浜の野外彫刻めぐり。今回は港の見える丘公園。
山下公園からポーリン橋を渡り、人形の家の前からフランス橋を渡れば、港の見える丘公園・フランス山が見える。
幕末から明治初期にかけて山手居留地の外国人の安全保護のためにフランス軍が駐屯したからフランス山。今は港の見える丘公園の一部である。
ここに妖精がいる。
「AUROLE」・井上信道・ブロンズ・1973年。
フランス山を登る。
フランス領事館跡。揚水用風車が復元されている。
廃墟ではあるが、いつ来ても、私はこの廃墟が好きだ。
フランス山の上には1977年に起きた緑区(現・青葉区)米軍機墜落事故のモニュメント。荏田町の母子3人が犠牲になった。
「愛の母子像」・山本正道・ブロンズ・1985年。
フランス山を更にゆるやかに登れば、港の見える丘公園。
大仏次郎記念館。
大仏次郎氏は大の猫好きだったようで、外にも中にも猫がいる。
佐藤忠良氏の猫は、初代は盗難にあって2代目という。誰が盗ったんだよな。
ところで・・・
港の見える丘公園には「まどろみ」という作品があるようだが、どこにあるかわからない。
つーか。。
頻繁ではないが何十年も横浜市民やっていて時々ふらふらと来ていてでも全く目に付かなかったなんて?
一緒にさがしてくださったサカタのタネ様ありがとうございました!!!
って?なんだサカタのタネって?サカタのタネには造園部門もあるようで作業をされていたのです!
それは、イングリッシュローズガーデンにあった!
気が付かないわけだ。ち、小さい(^^;
「まどろみ」。ユーリイ・ワシーリエフ。ブロンズ。1979年。
あ~これはバラが伸びたら隠れるなぁとサカタのタネ様。もしかしたらわかるように刈り込んでくださるかな。
でも、このロシアの芸術家が残していったこの作品は、これでいいんだな。
こんなにも幸せなまどろみ。。。私も一緒に寝転がりたい!
それにしても。
三渓園でも山下公園でも港の見える丘公園でも、汗を滝のように流しながら黙々と公園整備に携わる方々を見ると、いくら仕事でも、やっぱ大変だなぁと思う。
色んな意味でも、やっぱ大変だなぁと思う。
人工の美と天然の美。
難しいものだな。。。