今日は電話では埒が明かなくて母の入院している病院へ。
真田十万石ご城下に爽やかな五月の風が吹き抜ける。
母には面会できないけどケースワーカーさんと退院後の打ち合わせ。
母はどうも施設へ退院すると言ったようだ???
入院時は自宅からだったけど、もうどこかの施設に入所が決まっていて退院と同時にそこへ入所するという風に受け取られても当たり前。
なのだけど、施設が決まっているどころか、デイサービスですら馬鹿にしてただの一度も利用したことない。施設は姥捨て山と思っている。
どころか、介護認定は要支援1で、デイサービス等のサービスも利用していなければ入院までは何らかの支援も特に必要なかったから、ケアマネさんですら決まってない。
仮に母の気持ちに何等かの変化が生じていて施設にご厄介になりたいと思うようになったせよ、まずはケアマネさんを決めるところからだ。
ふう。
打ち合わせが終わって、蔦屋本店さんで団子調達した。蔦屋本店さんは大正5年創業の松代の菓子屋さん。和菓子から始まったけど、今は和菓子はもちろんケーキもあれば焼き菓子もあれば煎餅もあればおやきもある。
それから、今まで農作業時のお茶運びに使っていた籠を持って病院の隣の真田公園へ。
入院した日にお茶持参で来てみたら、実に心地よかったから今日も持ってきたのだ。この間と同じ藤棚の下には今日もだれもいない。
車だと徒歩とはまた趣の違うお茶時間。
お湯とカリタのちっちゃな波佐見焼のドリッパーとペーパーフィルターとカップと丸山珈琲母の日ブレンドを挽いて袋に入れてきた。
お湯をこぽこぽ注ぐ。
軽やかな味わいのコーヒーは団子にもよく合う。
藤が揺れる。
心すっかりと元気になった。
我ながら呆れるほどに単純だ。
明日はとりあえず帰れそうだから、皆神神社さまにご挨拶。
ついでに長野県立歴史館へ。
目当て資料は信濃教育博物館の所蔵だったのか。また後日。
森将軍塚古墳に登る。
科野のムラに夕陽がさす。
明日は紙ごみの日だ。
出したら家に帰ろう。