今日は数分で終わるけどちょいと大事な用事のために出かけた。
暑かったけどカハクの特別展のチケットがあったからついでといってはなんだけど上野へ。
十月桜が咲き始めていたけど、気のせいか元気ない。
夏休みシーズンが終わって上野のお山も少しは空いているかと思ったけど、修学旅行が何校も来ていてインバウンド観光客もあって混雑。
国立科学博物館特別展「海-生命のみなもと-」。
会期は7月15日~10月9日。
今回のこの特別展は、海の成りたち、生命起源、海の現在、海からの恩恵、これからの海との付き合い方、そこに人文学的な加味。
ずいぶんと広い。
はやぶさ2と小惑星リュウグウから始まる。
小惑星リュウグウは、太陽系が形成される前の特徴をもち、地球や海の起源に至る道筋を解読できるヒントがある。
今現在解明されてる、あるいは仮説として実証を待つ、原始地球と水の来歴、海の誕生、生命の誕生、生命の進化が展示される。
地球も誕生から死までずっと活動を続けている。
福徳岡ノ場の火山活動で大量の軽石があちこちに流れ着いたのは記憶に新しい。そして真っ先に住み着くのはコケムシのような生き物だったというのも興味深い。どんな風に陸が出来てきたのかを教えてくれる。
人文学的展示は石器時代や縄文時代からの海との付き合い。
いまだに旧石器時代の人たちがどうやって海を渡ったのか確実な実証できてない。
最新の探査。
ヒトの活動と海の関わり。
やっぱりテーマ壮大過ぎで大半はNHKの映像頼みだけど、ざっくりと掴むにはとても良かったのではないだろうか。来館者皆さん熱心に見ていた。
私たちはどこから来てどこに行くのか。
気になる。