見出し画像

今日のころころこころ

2016・9・1 おばさんぽ 横浜市認定歴史的建造物・旧東京三菱銀行横浜中央支店

今日の横浜市認定歴史的建造物めぐりは本町通り。
横浜市認定歴史的建造物「旧東京三菱銀行横浜中央支店」。
所在地・中区本町4-41
構造規模・RC造2階建
建築年代・昭和9年
設計施工・(設計)矢部又吉
昭和初期、本町通りから馬車道にかけては銀行が立ち並ぶ横浜の金融街であったという。
今でも幾つかの建物が残り、それぞれに素敵。
みなとみらい線・馬車道駅下車。この駅に降りるのは初めてだ。

みなとみらい線の駅はどこも凝らした内装だが、ここもこんなに好かったんだな。


この壁アート。

彫刻もあったぞ。
「金波・銀波」・澄川喜一・2004年。
地上に出る。

本町通りを県庁方面に向かって少し歩けば関内大通り。その角にある。


後ろの高層マンションと一体化してるのかはよくわからないが、仮にこういうエントランスを今つくっても、ラブホ風の安っぽい感じにしかならない。この品格の違いはどっからくるんだろうか。。

全てが、すばらしい。







日本国の銀行は明治5年の国立銀行条例によって明治6年に第一国立銀行が設立されたことから始まるという。
でも、国立ではなく江戸時代から両替商を営んでいた三井組と小野組による民営。
その後、明治9年の条例改正で153行に国立銀行は増えた。
そして、明治29年に全てが普通銀行となった。
横浜市認定歴史的建造物では「旧東京三菱銀行横浜中央支店」となっているが、昭和9年に建てられた時は、川崎第百銀行横浜支店であった。153行中100番目の設立ということなんだろうなぁ。
その後、川崎第百銀行は第百銀行となり昭和18年に三菱銀行に吸収合併。当時は蟻が象を飲み込んだといわれたそうだが、東京三菱銀行になったときも、三国一の花嫁をもらったといわれた三菱銀行だったなぁ。。。
水戸藩御用商人から川崎組を設立し第三国立銀行を設立した川崎八右衛門から始まった川崎財閥。
財閥解体で、今は財閥というのは無いが、三菱財閥という言葉は今でもインパクトがある。川崎財閥はけっこうに地味。。。
なんだか、面白いものであるなぁ。
それにしても・・・
新しい事業をガンガンと立ち上げガンガンと失敗しながらもガンガンと拡大していったその頃の勢いが羨ましくもある。。。






名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「横浜市認定歴史的建造物・横浜市の素敵な建造物」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事