国の名勝・三渓園の南門を出ると横浜市の本牧市民公園。
ちなみに根岸駅行きのバス停はこちらからが便利。
水鳥遊ぶ。
カオスな建物は上海との友好関係関連。
この場所に来ると崖に目を奪われる。
昭和30年頃に小学生くらいだった横浜の方なら記憶があるかもしれない。
今は埋め立てられ高速道とコンビナートの工業地帯になっているけど、三渓園の南側は三渓園の際まで海だったのだ。
かつて本牧は漁業で栄えた。
もちろん今でも漁師さんはおられるし横浜で最大の規模だと柴の漁師さんにうかがったことがあった。それでもその時点で20人おられるかおられないかだった思う。
だからどうだというのではないけど、この潮干狩りの写真も私が生まれる前のことだからなにか思い出があるというわけではないけど、なんというのかな?海に育まれた原風景がそこにある気がするのだ。
この潮干狩りの写真は、本牧市民公園の隣の本牧臨海公園の丘の上にある横浜市八聖殿郷土資料館に展示されている。
本牧周辺の郷土資料は充実してるし入館は無料だし写真撮影も自由。
横浜市八聖殿郷土資料館は、昭和8年(1933年)に政治家・安達謙蔵の別荘として建てられた。
当時の実業家や政治家は今とはだいぶ違うようで、別荘といっても精神修養所が目的だったようだ。
建物は法隆寺の夢殿を模して設計さた、地上4階・地下1階の鉄筋コンクリート造で、朝倉文夫・北村西望・日名子実三など時の一流彫刻家の手になる八聖人像(キリスト・ソクラテス・孔子・釈迦・聖徳太子・弘法大師・親鸞・日蓮)が置かれれる。
のだが・・・
初めて来館した人はもれなく仰け反る(^^;
建造物としての当時の面影を伝えるのは天井だけ。
他はひたすらにカオス(^^;
この八聖も八角の角に一体ずつ置かれいたそうだけど。
郷土資料は実に参考になるのだけど。
来るたびに、いやはやいやはや安達先生がこれ見たらやっぱり仰け反るだろうなと思うのである。
なんか活かしきれてないかな。。。