今日は梅干しを買いに小田原の欄干橋ちん里うさんへ。
雨靴が必要なほどではないけど小田原の空も雲が垂れ込め雨が降ったりやんだり。
いつものように通り抜けようとしたらお堀にハスが咲いていた。
ハスは大輪の花ばかりでなく枯れ姿もレンコンも全て美しい。
なんでこんなにも美しく感じるのだろう?
ハスは中生代白亜紀のハスの葉の化石が発見されているから、化石という目に見える形で残っているだけでも1億4千年前くらいまでさかのぼる。
ハスが今のような花が咲くハスだったかどうかもわからない。
ヒトの先祖がどんな生き物でどんな生活をしてたのかもわからない。
けどもし花が咲くハスで先祖の目がもし見えていたのなら、ハスの記憶は深層深くに刻まれているのやもしれぬなぁ。。。
今年のハスの花はとりわけ心に染み入る。
今回の疫病でヒトが暗く暗く振り回される場面を嫌というほどに見てるせいだろうか。
ヒト生死を繰り返しながらどんな状況でもここまで生き延びてきたんだ。
できることをしながらハスの花に囲まれてまどろめる日までは毅然を歩んでいかねばと自分に言い聞かせながら梅干しへ。