渋谷の國學院大學博物館も開館日と開館時間は短いけど再開。
マスクして消毒して連絡先を記入して検温して順路に沿って入館。
そういえば文化施設やら飲食店やらなんやら毎日毎日どこかどこかで検温しているな。自分の平均体温がわかった気がする(^^;低体温と思い込んでいたけど普通だったんだな(^^;
ま。
企画展は「モノで読む古事記」展。
古事記といえばモジなのだけど、この展覧会はモノから迫っていこうというユニークな企画。
古事記の国生みのシーンで重要な役割を果たすのが天の沼矛。
鉄矛の展示。
そんな感じでそれぞれのシーンに登場するモノが展示される。
考えてみたら、古事記が書き始められたのは太安萬侶が元明天皇から撰録の詔命を受けた和銅4年(711年)9月。太安萬侶はわずか四ヶ月で完成させ翌年の正月に奏上した。
神話を描くといっても、登場するモノは7世紀の終わりにはそこかしこで使用されていたモノだったのは想像にかたくない。
ロマンがぁとかも思うけど面白い。
ヒトは根も葉もないところに創造の実を生らすことはできないものなんだなぁと妙に感心してしまった。
金王八幡宮さまの稲は今年もすくすくと育っている。
涼しいというより寒いと感じる日が多いけど、気候は存外に順調なのかもしれない。