秦野市にはたくさんの野外彫刻がある。
1987年「丹沢野外彫刻展」の次に開催されたのが1989年「夢のかけ橋彫刻展」のようだ。これは、秦野アメニティタウン計画に基づいて開催されたという。ちなみに、パブリックアートという言葉が日本で初めて用いられるたのもこの年のようだ。
小田急秦野駅北口に降りると、目の前が「まほろば大橋」。平成元年竣工の10mの時計台を中心にした庭園のような楽しい橋だ。かながわの橋100選にも選ばれている。

この楽しい橋には、夢のかけ橋彫刻展の2作品。
「生命の詩」・西巻一彦。

こういう作風もあったんだな。私はヤドカリくんが好き。

「COSMIC RING」・横山徹。


この橋のシンボルの時計台。

子供達が遊ぶ。


下には数々のレリーフ。




そしてこの夢のかけ橋彫刻展にはもう1作品。
これが、わからなかった。
設置場所は「しもかわらぶち公園」。
でも、秦野市HPの住所はあきらかに違う感じだし、グーグルマップを検索しても検索結果はありません!
市役所に「丹沢の木」をたずねたついでにお伺い。
あ~その住所はびみょーに違うんですよ!と住宅地図で丁寧に説明してくださったのには感謝したが、公式HPを目の前にしておまそれいうかとも思う(^^;
水無川に向かってテキトーに歩く。ってテキトーに行くしかない。
水無川だ。

地元の方々にお伺いしてもわからない。どんだけ無名な公園なんだよ。
まほろば橋のすぐ横のビルの小さな一角。


「君を待つ風」・会田富二男。

帰りがけにふと振り返ったら、隣のビル工事の職人さんたちがベンチで休憩していた。
とても寛いだ好い雰囲気でこちらもほっこりした。
キミたちが待ってる家に帰る時間まであともう少しだね。



でも迷ったおかげで少し散策できた。
この踏み切りの前の小さな公園にはどんな物語があるんだろ。