西久保八幡貝塚の出土品は港区立郷土歴史館にあると聞いてついでに調べておきたいこともあって、港区立郷土歴史館へ。
東京メトロ南北線・白金台駅下車。
あ!旧公衆衛生院のことだったのか。ナビでルート検索しただけだったからわからなかった。
コンデジで全体が撮れるわけないけど一応努力。隣の東大医科研の敷地へちょこっとお邪魔する。
旧公衆衛生院とは、昭和13年(1938年)に米国ロックフェラー財団の支援と寄付で、国民の保健衛生に関する調査研究及び公衆衛生普及活動を目的に国が設立した機関。平成14年(2002年)に国立保健医療科学院として統廃合され埼玉県和光市へ移転した。
この建物と敷地は移転まで使用された後に、平成21年(2009年)に港区が取得し改修。平成30年(2018年)に歴史博物館を中心とした複合施設ゆかしの杜として開館。
設計は内田祥三。施工は大倉土木(現・大成建設)。昭和13年の建物。
港区立郷土歴史館へ。
有料エリアと無料エリアがあって、展示室は有料エリアで今は常設展だけだから一般大人300円。ちなみに有料エリアは撮影禁止。
チケット買って入館したものの貝塚はおつむから飛んでしまって建物。
中央ホール。
照明器具はたぶん当時のままだ。
エレベーターの跡。
旧図書閲覧室。
今はコミュニケーションルーム。本物の資料に触りながら港区の歴史や文化が学べるようになっている。
旧浅野総一郎邸のステンドグラスが保存されていた。
旧書庫。
頭上注意の部分には、万が一の時に資料を守るためのシャッターがあった。
今は港区立図書館の連携施設図書室。
奥には書庫の一部が残る。(これはカウンター奥で立入制限があるから望遠で撮影させてもらいました)
旧院長室。
旧講義室は今は休憩室。
下に見えるのは装飾の噴水とかではなく浄水場の実験施設だった。
旧講堂。
6階は寮として使用された。
博物館になったおかげでくまなく見学できるのは嬉しい。
それにしても。
こういう机を見るたびに、なんで学生時代にもっとちゃんと勉強できなかったのだろうといつも後悔するんだな。。