かながわ名木１００選。藤沢市・石川のウメ。
小田急・湘南台駅下車。
おお！！！なななんじゃ？あのバス！？
って路線バスかよ。すげ～！
行先は・・・ＳＦＣってどんだけ学生がいるんだよ・・・
住所をスマホに打ち込む。藤沢市石川８３６。
かな中バス・湘１７。文教大学の学生さんたちに混じって乗る。
資料古いリスクで空振り。ここも見事に、現存するけどしないパターンでした。
さてどーすっかな・・・
と？なんでこんな住宅地の真ん中に？どうして？目の前に当たり予感のうどん屋さんがあるのが信じられない。
錯覚ではなかった。手打ちうどんが素敵に美味しかった。
夜は居酒屋さんになるようだ。
と・・・
夜は全席喫煙可となりますので、お子様連れは御遠慮くださいと書かれていた。
この美味さでこのスタンスか！絶賛！！！
大人時間だよなぁ。近所に住んでいたら常連様になっちまうよ。
ん？話しもとい。
しつこく検索かけて、ようやく場所が判明。
が・・・
赤字で、『石川のうめは現在ございませんので、見ることはできません』と書かれてるではないか！
はぁ・・・
だったが、ここまで来たんだから、枯木でもお目にかかりたいものだと、歩き出す。
藤沢市立石川小学校を目指す。
の、近所のようだ。
その先を曲がる。
わからないなぁ・・・
と。
お邪魔してしまった。
ちょうど庭に出ていた角田家の奥様が、気さくにお話してくださった。
後で知ったが、あのあたりは、全部、角田家であった。室町から続く名家一族のようだ。
石川のウメは、枯れたのではなく、人の世の事情で、もう、無い。
今は・・・
この住宅が全部、ウメの持ち主様の敷地であったとのことだ。
無論、なにがあったかはわからないが、ま・・・
なんの意味もないようなたった一言だが、一言だけで全てがわかる時もある。
ふと漏らされた、たった一言ではあるが、なにがあったかは、容易に想像できた。
なぜなら。他人事ではない。ぶっちゃけ、我が実家もそうだった・・・
気さくにお話してくださった角田家の奥様の丹精。
もし売ってあられるなら買おうと思ったが、自家用だよとコロコロ笑う。
飼っちゃいないけどさぁと言いながら、こりゃカブトムシ君繁殖してるだろ。
桃は虫に食われて木がダウン。ジャムにするよとコロコロ笑う。
柿も元気だ。
お稲荷様にお参り。
ウメには会えなかったが、同じくらい、楽しかった。
ありがとうございました！
