毎年満開の桜を楽しみにしている川崎は二ヶ領用水宿河原の桜並木。
どこからどう行ってもいいけど私はJR南武線宿河原駅下車。
二ヶ領用水は徒歩数分。
満開だ(^^)/
毎年朝から場所取りシートが多数敷かれるのだけど、今年は一枚も無い。
時折お弁当を広げる人がちらりほらり。
おや新一年生の記念撮影。
こんな年回りになっちゃったけど。。
船出に幸多かれと祈ります。
おめでとうございます(^^)/
二ヶ領用水は、現在の川崎市のほぼ全域を流れる神奈川県下で最も古い総延長32㎞の人工用水。多摩川から水を取り入れている。
江戸時代は川崎領と稲毛領にまたがっていたから二ヶ領。
建設が始まったのは慶長2年(1597年)だが、難航を極め、完成したのは慶長16年(1611年)。
時代は流れ、川崎は農村地帯から工業地帯へと変貌していった。
今では用水としての役割はほとんど無くなったけど、大事な大事な用水は変わらない。
宿河原の桜並木は昭和33年から植樹が始まり、今では桜の名所として名高い。
多摩川に近づくほどに綺麗。
多摩川へ向かえば宿河原取入れ口が見えてくる。
取入れ口は世田谷町田道路をくぐる。
今でも多摩川二ヶ領上河原堰から取水されているのだ。
実に穏やかに見えるこの川がつい最近も甚大な水害をおこしたのだから、江戸時代はそれこそ大変だっただろうなぁ。
せせらぎ館は臨時休館中だけど公衆トイレが使えるのは安心。
引き返す。
もう一度堪能しながら宿河原駅へ。