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今日のころころこころ

2019・11・17 東京ステーションギャラリー「辰野金吾と美術のはなし」展

東京駅丸の内駅舎の北口には東京ステーションギャラリー。






11月2日~24日まで「没後100年特別小企画展・辰野金吾と美術のはなし」展。



明治建築界の異才・辰野金吾。
1854年に唐津に生まれ、時代のうねりに翻弄されながらも学問を続け、1873年に工学寮(1877年に工部大学校に改称。現在の東京大学工学部の前身)に入学し、ジョサイア・コンドルのもとで建築を学んだ。
同期は曽根達蔵・片山東熊・佐立七次郎。この4人が初めての日本人建築家と言われている。
辰野は工部大学校の造家学科を主席で卒業後に英国留学。貪欲に学び、帰国後は建築家として教育者として活躍した。
建築家としては生涯にわたり200以上の建築にたずさわった。今でも22作品残るけど、代表作は日本銀行本店と東京駅丸の内駅舎。

教育者としては、伊東忠太・横河民輔・葛西萬司などを育てた。
今回の展覧会は、辰野が英国留学中に知り合った洋画家・松岡壽との関係に着目。学生時代の資料や東京駅の図面や松岡作品など約70点を展示。
展示室の撮影は禁止だから画像は無いけど、展示方法はなかなかに面白く、私は辰野の滞欧野帳に見入った。明治の国費留学生はすごかった。
もっとも、理屈じゃなくてステーションギャラリーそのものが今も現役で稼働する辰野ワールドを今に伝える。








今回の展示イベントのひとつのワークショップ。
辰野の残した文字やスケッチなどをトートバッグやTシャツに最大10個までプリントできるという。

うん!Tシャツ一枚。
と思ったのだけど、プリントできるのはA4サイズの範囲だけだった。

こういうのはせいぜいが2個までだな(^^;
この文字だけにしておけばよかった。ま!


コメント一覧

kinntilyann
tkgmztさまこんにちは〜でございます(^^)/
あの頃のエリートを本当のエリートというのだと思います。
国費留学の重みをずっしりとわかってましたね。
自分と家族が食べて行く以外の成果は全部国造りのために還元してましたね。
国を背負ってましたね。
辰野作品は西に多いので、機会があったらアップお待ち申し上げております(^^)v
そうそう。
今の東京駅は復元です。
第二次世界大戦で内部丸焼けになった復興、空の権利を売っての復元、皆が頑張って今の東京駅があります(^^)v
tkgmzt2902
辰野金吾、お隣県だけどいつも熱い気持ちで見ています。
昨年の「肥後さが幕末維新博覧会」でははずせない人物でした。
建築の今があるのは、と重要な人物ですね。 
東京駅の沢山の写真、それも普段はなかなか見ない写真が珍しかったです。
一個ずつ積み重ねた近代の足跡、貴重ですねぇー。
kinntilyann
さおぺんちゃんこんにちは〜(^^)/
10個までよ(^^)v
いっそのこと10個にしてみた方が面白かったかな???
ほんとに全面プリントだったらすごいや!
でも学んだのでこの次に機会があったらまたトライ(^^)v
さおぺんちゃんにとって今日も良い1日でありますように(^^)/
hayane-hayaoki
全面にプリントだったらまた印象が違いますよね。4つまでと言われたら4つ入れたくなるのが、オバココロですよね。
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