昨日の続き。
あまりの異様さに愕然としながら大福寺を後にした。
帰宅しようと思ったが、相模大野で片瀬江の島行きに乗って座れてしまったら・・・中央林間で降りる気がしなかった。
そういえば・・・藤沢にひとつだけめぐってない名木様があったな・・・
原本は携えてない。昨日のように土砂降り等に出くわして傷むと困るから、予定だけをメモして出てる。
うろ覚えだが・・・確か、常光寺様だったな・・・
小田急・藤沢本町下車。
ホームに降りた瞬間、木の香りがした。海風が心地よい。伊勢原でばくばくになったこころ、落ち着く。
その木の香りは、なんのことはない。お隣が木材屋さんであったが。
駅を出る。石畳が誘う。
いいなぁ♡
だんけという店か・・・まるで昭和初期のインテリ学生さん御用達のようじゃないか。
この旗はなんだろう？あちこちにある。
街道を行く。かな？
スマホのナビで行く。
本当に、なかなかに、街道を行くだな♡
と・・・
あそこが常光寺様だなとわかったが、道を一本間違えたようだ・・・そこ曲がればよかったんだけど。
たまたますれ違ったおばあちゃんに聞く。
なんと！一緒に行ってくれるという。はあああ！感激。
到着。
はあああ・・・
なんと・・・じょじょどしゅうの、浄土宗のお寺様である。
伊勢原のアレと同じ宗派である。
・・・
腰が引けてる私を知ろうはずもない。当たり前だが。
おばあちゃんが、嬉しそうに庫裡に消える。
は？？？
常光寺の御住職を紹介してくださった。
思わず、檀家様だったんですか？と問うたら、おばあちゃんは本当に誇らしげに『そうだよ！』と胸を張る。
御住職は、ジャージ姿で、夕刻の境内の手入れの真っ最中。
ふと気になったオブジェの数々。
これは？とお伺いしたら、子供に来てもらいたいからね。こんなもん作ってみたんですよ。私の個人的趣味だったらヤバいでしょ！がははと豪快に笑う。
そうですよね・・・これがノーマルな状態ですよね・・・
もしかしたら、声がいささか震えていたかもしれない。
み仏・・・この場合、法然様か・・・
そこにおられたと、感じた。
八王山・摂取院常光寺様。古摂である。
維持が大変なんだけど！と住職はぼやいていたけど、カヤの大木様はとても大事にされていた。
この羽は・・・伊勢原のあそこにも落ちていたな・・・
なんだろう？
なんでしょうね？
