今日のころころこころ

2013・7・15 おばさんの葉っぱ かながわ名木100選 相模原市・顕鏡寺のイチョウ

雨がざーざー降ってくれたらいいのにな・・・

かながわ名木100選。相模原市・顕鏡寺のイチョウ。

カーナビに打ち込む。相模原市緑区寸沢嵐2888。
412号線を相模湖病院へと曲がる。
カーナビに従って走る。
・・・なんかこの道???
細いなんてものではない。すれ違いは不可能だ。
着いた。

対向車が来ない幸運に感謝しつつも、困ったな。
山里の閑静な見るからに古刹が目の前だ。

あっちに駐車場はありそうだが、行楽客向けではないはずだ。とても車でずかずかと踏み込む勇気はない。

馬鹿カーナビが。と・・・

勝手に駐車さてもらう。
実は、これはいけない。塞いであるからといって、その先で作業してる車がいないとは限らない。塞いでおかなければ一般車両が入り込んでくるから、いてもいなくても塞いである。ま。クラクションがあるであろう。そうなったら謝るしかあるまい。
帰宅して調べて知ったが、実は、その相模湖病院の駐車場に石老山登山者用の駐車場もあったようだ。石老山なる山も知らずに行ってしまったが、馬鹿であった。ごめんなさい!
おまけに、もったいなかったな。

けっこうなコースだったんだ。歩いてみたかったな。ほんとに後悔。

顕鏡寺様の山門をくぐる前に、この大木様。

すごい。

またしても!

津久井の名木。これは、蛇木杉さまというらしい。確かに、ド迫力の根である。

顕鏡寺様。

それにしても・・・巨大な石がごろごろ。

ん???

ほ・・・
このお寺様の開基か。
達磨様のようにこの岩窟に籠られたであるかと思ったが、少々違うようだ。

京の都の貴人が駆け落ちしてこの地にたどりついてこの岩窟で暮らし子が産まれ、鏡を割って証として父親であるところの道志法師様は旅に出て、成長した子は父母と再会後やはり僧となり源海法師と名乗る。源海法師様が開基。
・・・って???本質的にどたまが悪いせいか、さっぱりわからない。
今の街道と昔の街道は違うが、それにしても、この津久井の地は京の都から遠い。遠いばかりか、この寸沢嵐の山奥である。そこに潜み、身が二つになると同時に父親の方は出家して更に放浪せねばならなかったとは・・・
単なる駆け落ちとはとても思えない。例え大君に嫁ぐ予定の女性だったとしても、たぶん正室ではあるまい。大君の面子を丸潰しにしたとしても、そこまで追われるはありえないであろう。
なにがあったのか・・・
入ってみる。
・・・涼しい。別世界のようだ。水が湛えられ柄杓が添えられてる。福一満虚空蔵尊が安置されてる。冬は暖かいかもしれない。
それにしても、修行ではない普通の生活の日々を過ごすには過酷過ぎる。
謎めいていすぎるじゃないか。

ま。
かながわ名木100選です。顕鏡寺のイチョウ。

立派な大木様だ。


・・・なにがあったんでしょうかな・・・
顕鏡・・・顕教・・・景教・・・
ん?
私はなに妄想してんだよ・・・
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