昨日は佐久市へ岩村田ヒカリゴケを見にいって、ついでといってはなんだけど近い感じだったから旧中込学校へ。
旧中込学校は、明治8年(1875年)に建設された現存する擬洋風学校として最も古い学校建築物のひとつ。
構造は、木造2階寄棟造・桟瓦葺・八角塔屋付・間口7間・奥行11間・高さ5丈8尺。1階は81坪2階は77坪。
国重文。
触らないでくださいと書いてないオルガン。
音が出た。弾く人が弾けばまだまだ使えるじゃないか!
母がこの使い方は知ってるよ!という。
これも書いて消してみた。
階段を上る。
ステンドグラスが綺麗だ。
八角塔屋は立入禁止だけど、中の天井にはこの場所を中心とした方位図とチャイム代りの太鼓が吊り下げられているようだ。
この学校は、裕福とはいえない暮らしの中で、地元の人たちの懸命の寄付で建設され運営されたという。
今でも子供たちの教育への情熱を感じるのだなぁ。
資料館へ。
旧中込学校の設計をし施工を仕切ったのは、市川代治郎。
アメリカで建築を学んだ地元出身の棟梁というが、このお方は謎過ぎる!
明治初期にアメリカへ4年も留学できるなんて色んな意味でものすごいこと。
東京府に戸田橋を提案(今でいうコンペのようなものか???)したが却下されたという。
そんな提案ができるほどの建築家だったということなんだろか?
それが最終的には地元で大工だったということなんだろか??
藤と桜が綺麗そうだ。
花の咲く頃にまた行ってみたいな。
今朝の長野盆地は濃霧。