昨日は、長野道塩尻ICで下りて信濃国二之宮・小野神社さまと矢彦神社さまへと車を走らせていたのだけど、道中にまずは善知鳥峠分水嶺に引っかかってしまった。
素敵だったと満足の寄り道。
そしたら、善知鳥峠分水嶺公園の先に気になる看板。
どうしても気になるから通過したもののUターン。
国内唯一レンガ造りの蔵造川水路時橋(めがね橋)?!
山間は道が狭いし先が見えないことが多いから、邪魔にならないと思われるところに路上駐車させてもらって矢印の方向へ。
線路だ。踏切だ。
んと・・・JR中央東線だったかな?確か中央線のこの区間はJR東の管轄だったかな?とかわけのわからぬことが頭に浮かぶ。
何気に線路の彼方を見たら、おお!アーチ橋!!!
目一杯の望遠で手持ちで撮ってみた。
でもどうやって近づくんだろ?
まさか線路を歩くわけにはいかないし。
踏切から100mくらいかな?で、車を当てずっぽうに動かして道の脇の窪みに停めて橋がよく見える場所を探した。
よくは見えなかったけど、枯れ草の隙間から見えた。
今でも水路として使われているんだろうか?
帰ってから調べた。
蔵造川水路橋(ぞうぞうかわすいろきょう)は、明治39年(1906年)に中央東線が敷かれた時に線路で分断された農業用水路確保のために線路を跨ぐ水路橋として建設された。平成27年度(2015年度)土木学会選奨土木遺産に選定されている。
レンガ造りの5連アーチ地上高さ9.8mの当時としては最先端技術を駆使した大きな水路橋。地元ではめがね橋の愛称で親しまれてるという。
ただ、5連アーチのうち2連アーチは土中に埋まり見えているのは3連アーチだけらしい。
きっと私が見た反対側からの方がよく見えるんだろうな。
分水嶺と同じく雪がとけて雑草がしげる前にまた見にいきたいな。