長野県小県郡青木村に坐す天台宗一乗山大法寺は、大宝年間(701年~704年)に藤原鎌足の子である定恵によって創建されたという東山道沿いの古刹。
四季折々に美しい境内に、国宝・三重塔の他に重文の仏像2体と同じく重文の日本最古の鯱を擁す。
9月18日~10月3日まで三重塔のライトアップがあると伺って、昨夜行ってきた。
漆黒の闇に包まれる山域。
真っ暗な寺の駐車場で頼りになるのは村の公衆トイレの灯りのみ。
境内に入れば竹の灯りが導いてくれる。
羅漢さまも昼間とは少し違うお顔に見える。
三重塔へ。
雨上がりの彼岸花が艶めかしい。
普段は静寂な古道にいにしえのにぎわいがきこえた気がするが不思議。