昨日は明治神宮さまへ行った帰り道、パビリオン・トウキョウ2021の明治神宮外苑いちょう並木入口会場へ寄り道。
パビリオン・トウキョウ2021は、新国立競技場を中心とする複数の場所に、建物やオブジェを設置し、自由で新しい都市のランドスケープを提案する試み。
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会によって開催されている。
会期は7月1日~9月5日。
東京メトロ外苑前駅からゲリラ豪雨の雨上がりのいちょう並木へ。
会田誠の東京城。
クリエイター:会田誠
協力:ミズマアートギャラリー/泰永ダンボール
施工アドバイザー:(株)加藤架設/(株)エムテック
設計サポート:藤原徹平/小金丸信光
ブルーシートとダンボールでできた二つの城が、神宮外苑造成の折に江戸城の石垣を用いて建設された石塁の上にそびえる。
会田誠のパビリオン・トウキョウ2021へのコメント。
強調したいのは恒久性と真逆の仮設性、頼りなさ、ヘナチョコさーしかしそれに頑張って耐えてる健気な姿である。どうなるか、やってみなければわからない。一か八か作ってみる。それを現在の日本ー東京にささげたい。
ゲリラ豪雨でスタート11日目で早くもヘナチョコになりつつあるダンボール城。
でも乾けばなんとかなりそうだ。
ブルーシート城の方は打たれ強い。
疫病からの出口はなかなか見えてこない。
重く重くのしかかる様々な矛盾。
どこに行ってもどこか投げやりな空気。
なんとなく薄汚れてきた街。
でもきっとなんとかなる。
だってずっとそうやっていくつも乗り越えてきたんだもん。
と、ボロ城を見てると思うが不思議。