今日のころころこころ

2013・6・2 おばさんの葉っぱ かながわ名木100選 川崎市・王禅寺のカキの原木

大磯でマツクイムシに倒れた大松を見て、人よりは長生きというだけで、樹木にも寿命があるんだったとあらためて気が付いた。当たり前だが。
名木100選に選ばれた段階で、どの木もかなりの樹齢だったはずだ。車での買い出しついでに寄れるところは訪ねてみようか・・・と思った。

二番目に近いのは、川崎市・王禅寺のカキの原木である。
調べると、川崎市・王禅寺ふるさと公園に隣接してるらしい。あそこかな?確か公園の駐車場があったはずだ。

車を放り込む。結果的には正解だったが・・・。
お。ここか。

って・・・数歩いただけで、その雰囲気に圧倒された。カキにばかり気をとられていて、肝心の王禅寺なるお寺様を知らなかった。ずいぶん長く暮らしてるのに、王禅寺というと、地名であった。カキだって、そうだよ。この辺りは、武州は柿生というんではないか。
これが、王禅寺様なのか。
正門にまわりながら調べる。
正式名称は、星宿山蓮華蔵院王禅寺。東の高野山とも呼ばれる創建天平宝字元年(757年)の真言宗豊山派の三つ葉葵が寺紋のとんでもない古刹であった。檀家を持たないようだ。そりゃそうだ。東の高野山とまで称されるからには、修行と学問のための寺だ。

別世界・・・

鳥のさえずりと木漏れ日と風以外の音は無い。池では、骸となった鯉を亀が漁る。生きとし生けるものの果てしない営み。
こんな看板が、妙にほっとした。

山門。

そして・・・

全てが・・・


って!感動してる場合ではないだろ。
目的は、カキです。日本国最古の甘柿と言われてる禅寺丸の原木様だ。

神々しくすらある。

お!今年も豊作かな。


帰路は、駐車場まで公園散歩。
広々として素敵な公園だ。いいなぁ・・・

とぉ!!!カラスがレジャーシートの上にあった菓子をさらって逃げた!若いママが悲鳴を上げた。ったく。


と・・・地面に柿?!?

顔をあげたら・・・!!!

更にも・・・!!!

公園内だけでも二か所である。保存会の方々がアグレッシブに頑張っておられるのであろう。
禅寺丸くんは、盤石だ!
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