気温がぐっと上がって時折青空が見えるけど湿度がきつい。
東京都庭園美術館へ。
この美術館は事前予約は必要ない。検温をクリアすればチケットを購入して入館。
東京都庭園美術館は、1933年に旧朝香宮邸として建設された。主要な部屋の設計をアンリ・ラパンに依頼するなどしたアールデコ様式の建物。昭和初期の東京の文化受容を今に伝える。
新館では、建築をみる2020「東京モダン生活ー東京都コレクションにみる1930年代ー」開催中。
会期は、6月1日~9月27日まで。
展示の撮影は禁止。
展示は関東大震災とその復興から始まる。
開国で西洋文化がどっとなだれ込んできたけどまだまだ江戸の面影を色濃く残していた首都は関東大震災で壊滅状態となった。
その復興から現在の東京都の輪郭が形作られていった状況がよくわかる。
復興を遂げた街には日本独自の新しい近代が始まっていた。
東京のモダンガールと題された展示のモノクロ写真の前では思わずのけぞりそうになる。
この若い女性は昭和3年?
令和2年でもこういうヘアスタイルに化粧は都会的で人気がある。
流行は繰り返すのか昭和初期でアイデアは出尽くしたのか。
カフェ庭園さんへ。
席数は減らしてるけどコロナ禍前と同じが嬉しい。
庭園では庭師さんがコツコツと芝の雑草とり。
母の圧迫骨折も三回目ともなると長野の庭の草取りもせねばならぬのだが、金物屋さんで買ってきた道具はいまひとつ。
庭師さんにお伺い。
快く道具を見せてくださったm(_ _)m
千吉というブランドなんだな。取り寄せてみます(^^)/
空を見上げれば夏の雲だ。
そうだ。
何度も何度も失ってきた。
でも失ってもそのたびに新しい何かを獲得してきたんだ。