ま。
かながわ名木100選。茅ヶ崎市・藤間家のキャラボク。
堤貝塚&十二天古墳群を訪ね、まだ陽が高かったから藤間家のキャラボク様に寄ることにする。
バスで茅ヶ崎駅に行く。
どの系統でもいいが、『柳島』というバス停で降りるがベターのようだ。調べたら、南口にちょうどよいのがあった。
柳島下車。
スマホに柳島2-6-30と打ち込み、歩き出す。
お寺様の横を入る。
くねくねと。
そろそろかな・・・
と・・・立ち話をしてるお二人。道を訪ねたら、なんと、あんたんちのお客だ。この人んちだよ!という成り行き。藤間家の奥様だった。とても親切にご案内いただいた。ありがとうございました(*^_^*)
お顔を撮ったが非公開!ということでアップは断念。
藤間はトウマと読む。と教わった。代々名主を務め、家業は廻船問屋であり、柳島湊を母港として東北から瀬戸内まで商いをしていたという。中でも傑出していたのは、13代目柳庵。かながわの100人にも選ばれた御仁。商人としても文化人としても優れたスーパーマンだったようだ。
ウメの木の下に家訓を刻んだ石があるという。身代は先祖からの預かり物だから減らしてはならぬという。増やすことには問題ないかと思ったら、それも違うという。要は、質実剛健をもってして堅実にかといって吝嗇にならずに公の福祉にかなうような経営をせよということである。なかなかに・・・厳しい家訓だな。
しかし、だから、こうして貴重な文化財・藤間家の屋敷は残った。
ほんとうの意味での、お屋敷である。
その中心におわすキャラボク様は、もうそろそろ寿命が近いようだった。
それでも、美しい木だなぁ。ほんとうに。
会えてよかった(*^_^*)
藤間家を後にする。
いにしえと今が混在した不思議な空間だなぁ。。。。
そういえば・・・藤間の奥様からぜひ寄って帰るように言われた神社様があった。そこだな。
こちらも素晴らしい大木様がお出迎え。
八幡宮だから御祭神は応神天皇に決まってるが、こう海が近いと、元々はどんなだったのかな?
ん???
わお!金精様じゃあないか!!!
後からの勧請のようだが・・・
海の民のDNAは連綿と続く。
バス停に向かいながら、柳島湊を想像した。活き活きとした喧騒が潮風に乗って聞こえたは、気のせいか・・・な(*^_^*)
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