日本全国どこにでもありそうな名前の杉山神社なれど、横浜とその周辺にしかない謎の杉山神社。
武蔵国六之宮なれど、いまだにどこの杉山神社が武蔵国六之宮か定かではない謎の杉山神社。
生麦の杉山神社さまへ。
住所は鶴見区岸谷1-21-61。
京急・生麦駅下車。
生麦といえばキリンビール横浜工場なれど逆方向へ。
JRの跨線橋を渡る。
ここはJR貨物の線路もあるのだ。
跨線橋を渡って右へ行って突き当りを左へ行けばすぐに生麦杉山神社。
大きな神社でもなさそうなのになんかすごい。
階段を上る。
この台座の上には何があったのかな?
鳥居の前の狛犬氏のお顔は、面白い。
なれど、ちゃんと狛犬!
ちゃんと獅子!
生麦杉山神社の由緒の起源は定かではない。古くからあったことだけは事実。
天正2年(1574年)に生麦村の村社となり天正8年(1580年)にこの地に遷座したという。
祭神は日本武尊。
本殿・拝殿は昭和12年(1937年)という。
立派な建物だ。
これは生麦杉山神社の紋なのかな?
謂れを知りたいなぁ。
でも社務所が開いてないのにご祈祷でもないのにわざわざ呼び立てるのもなんだし。。
境内には、神楽殿。
稲荷社。
このお稲荷さまは道念稲荷社というらしい。
どこから遷座されてきたのかな?
祖霊社は、第二次世界大戦で犠牲になった生麦出身者を祀る。
境内は幼稚園でもある。
工業地帯が見える。
そういえばこのあたりには湧水があったはず。
スマホのナビで西へと歩き出す。
おや!ここにも狛犬氏。
上ったぶん下って国道1号線へ。
え?煙突?!
銭湯があった!
宮下湯。確かに宮下だ。
国道1号線へ。
お!あのあたり。
大型トラックやらが行き交う路傍に湧水。
触ってみたらやわらかい気持ちの良い湧水だ。
この湧水を煮沸して飲むような災害が起きないのが一番ありがたいのだけど、近所の人たちには心強い命の水。
生麦駅へ。
跨線橋ではなくて踏切を渡ってみる。
渡り甲斐あるな。
JRの踏切の向こうには京急の踏切。
なぜこのはざまで開業したんだ?ふみきり歯科さん。
これもまた謎。