去年の昨日満開を過ぎていた河津桜が、今年は蕾がちらりほらりとようやくほころび始めていた。
今冬はやっぱり寒いんだな。
今日の隙間時間は図書館に行ったついでになんとなく神奈川県立歴史博物館へ。
「赤星直忠と神奈川県立歴史博物館-赤星直忠コレクション展-」。
会期は1月8日~2月27日。
赤星直忠博士は神奈川県の考古学の先駆者として知られる考古学者だが、考古学に留まらず神奈川県内の文化財調査にも多大な功績を残した。神奈川県立歴史博物館の基礎を築いたひとりでもある。
それにしても・・・
博物学とゴミ収集は本質は紙一重なのかもしれないといつも思ったりなんかしたりなんかするのであるが。。
今宵も冷え込んでいる。
八幡屋礒五郎さんの香草茶を淹れた。冬の横町ハーブティー。
カモミールとレモングラスとスペアミントをベースに柚子と陳皮とレモンパウダー。
体が暖まってきた。
実は、昨日初めて疥癬タヌキに遭遇したのだった。
タヌキに疥癬症がまん延しているようだとの話しは聞いていたけど、実際に目撃してみたらショックだった。捕獲してズーラシアに運べば治療してもらえるかもしれないとか思ったのだけど意外とすばしっこく逃げた。でもあれ以上毛が無くなってこのまま寒さが続けば凍死する。
ナラ枯れに疥癬タヌキに3月も近いというのにこの寒さな毎日。。
ん・・・
ふと、県歴博で見かけた中学生くらいの男の子二人連れの後ろ姿を思い出していた。
誰に強制されたわけでもなく来館したようだった。
二人で目を輝かせながらあれこれ展示をみてあれこれ語りあっていた。
将来は研究者になるかもしれない。
発明家になるかもしれない。
ありとあらゆる収集と徹底的な分類。その公開。
なんの役にたつんだかたたないんだかわからないけど、未来に残すことは必要不可欠なんだ。
疥癬タヌキをどうしてあげることもできなかったけど、迷惑がられても、何月何日何時くらいにどこで目撃したかということは行政の担当部署に何等かの方法で連絡することはした方がいいよな。