今ホールソレイユすごいです.
今日(ダンシングチャプリン)
写真はチャップリンのお子さんと私
彼はこの映画に出演しています。
大人の映画です.
美しい!
2010年
上映時間 136分
監督 周防正行(すおうまさゆき)
出演 ルイジ・ボニーノ (バレエダンサー)
草刈民代 (バレリーナ)
ジャン=シャルル・ヴェルシェール (バレエダンサー)
リエンツ・チャン (バレエダンサー)
ナタナエル・マリー (バレエダンサー) /他
公式(ダンシング・チャップリン)サイト
http://www.dancing-chaplin.jp/おり
ルイジ・ボニーノ
公式サイトより
1948年、イタリア生まれ。9歳のときスザンヌ・エグリの指導を受け、バレエの基礎を学ぶ。ダンサーとしての身体的な素質に必ずしも恵まれていたわけではなかったが、 ルイジ自身の猛烈な努力によって活躍の場を広げていった。25歳のとき、クルベリ・バレエにプリンシパル・ダンサーとして入団。 2年後、プティと出会い、フランス国立ローラン・プティ・バレエ団に入団する。その独特の雰囲気と高い演技力で、プティ作品の重要な役に抜擢される。 プティのアシスタントとしても活躍するようになり、プティ作品になくてはならない存在となっていった。
公式サイトより
チャップリン
1889年、イギリス生まれ。24歳のとき映画デビュー。
一年間で35本もの映画に出演し、山高帽にちぐはぐな上着とズボン、ステッキといった独特な風貌と滑稽な動きで徐々に人気を得ていく。
1918年には、自身のスタジオを設立し、監督・構成・編集をてがけた作品を製作する。
1921年に公開された初の長編作品『キッド』は世界各国で上映され、チャップリンの名声は世界中にただ笑わせるだけの喜劇ではなく、
ヒューマニズムの要素が顕著な作風となっていく。
『黄金狂時代』では山小屋のギャグ・スペクタクル、
『街の灯』ではメロドラマの最骨頂と言われたラストシーンなど、数々の傑作を発表し映画界のスターとして君臨する。
トーキー映画が主流となりつつあった中で、サイレントにこだわり続けたチャップリンだったが、1936年に公開された『モダン・タイムス』では、初の肉声を披露。
1940年に『独裁者』が公開され、戦時中唯一ヒトラーを闘った映画として大ヒットとなったものの、戦後その平和思想が災いし、1952年にアメリカから国外追放処分となった。 その後、スイスにて創作活動を行うが、1972年、チャップリン作品に対する再評価の動きのもと、アカデミー賞特別名誉賞が授与される。1977年12月25日、スイスの自宅で没する。
感想
すごく大人の映画。美しい!
周防監督がすばらしい。
熱いのに冷静な大人の監督。
クラシックバレーなのにこコミカルさに参った。
とにかく熱意と執着
二幕からなり、一幕は裏舞台
完成された二幕にいたるまでの経緯が面白かった。
私は、二幕の警官を公園でとったまでの経緯をもう少し知りたかった。
このコミカルな警官のバレーが好きです。
自分まで踊りだしたくなった。
ルイジ・ボニーノのダンスは哀愁にみち
洗練されたイメージでした。
何度も何度も練習をかさね
60歳と言うには若々しく
私の眼には美しかった。
草刈民代さんがルイジに教えてもらうシーンで
チャップリンのつけひげを顔に書く場面が可愛かった。
こんなにも沢山の人とおかねと
手間と工夫と、努力が一本の映画に
昇華していくんだと、改めて映画の奥深さに感嘆しました。