ももたろうシネマ&トーストマスターズ・クラブ

もっと海外に出かけたい!
もっと映画を見たい。
生き生きとくらしたい。

聯合艦隊司令長官山本五十六

2011-12-31 | 映画ら行
あけましてオメデトウございます

山本五十六はなぜか親しみがあるので
見ました

うちのおじさんは
九二六とかいて、くにおと言う名前です
それで、何年か前に真珠湾攻撃の本も
読んでいたのでこれ見ました。

えっと役所広治さんがいいのは当たり前ですが
敵に撃破され、部下を何人も失った軍人を演じた
中原文雄さんが、役所広司さんと
差し向かいでお茶漬けを食べるシーンに
えらく感動しました。

本年もどうぞ宜しく。
今年も映画みるぞ~!!

福岡にて

2011-12-28 | 日記
たった二日間でしたが。もう満足。
お天気にも恵まれ、
新幹線もずっと前に予約ができていたし
おまけに変更をしたら
私の隣の席は行きも帰りもあいていて
とてもついていた。

 福岡では
KBCシネマという放送局関連の映画館へ
(オペラ座の怪人)と
邦画(幕末太陽博)を見て
博多駅のT/ジョイ博多で
(ニューイヤーズ・イブ)を見た。

お泊りのドーミーイン博多祇園は去年の
楽天トラベルアワードを受賞した場所
でお風呂も素敵だった。

ダブルの部屋でしたがシングルのお値段で
ワンドリンク付き
夜泣きそば無料
でも今回は暗証番号になかされた

お風呂に入る時
コインロッカー
すべてが暗証番号に支配されている
はあぁ~~もうちょっと年をとったら
もうひとりで旅行にはいけないのか?

オペラ座の怪人Phantom of the Opera

2011-12-28 | 映画な行
オペラ座の怪人 25周年 アルバートホール
公式HP
http://operaza25.jp/  公式HPより

劇場 福岡 KBCシネマ


紹介
1986年10月、ロンドンのハー・マジェスティーズ劇場での初公演以来、
世界27ヵ国、145都市、14言語以上で上演され、観客動員数は1億人を突破。
全世界での総収入は35億ポンド(約4,200億円)を超え、
『アバター』や『タイタニック』や『スター・ウォーズ』などを含めて、
歴史上のすべての映画・演劇における最高の興行収入を記録。
ブロードウェイでは史上最長のロングラン記録を更新し続け、
日本においては劇団四季による公演で誰もがその存在を知ることになった
『オペラ座の怪人』。
まさに史上最大のヒットとして、世界的現象となった本作が初公演から
25周年を迎えるにあたり、
10月1日と2日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで記念公演が行われます。

ロンドン初演のオリジナル・キャストは、
怪人役がコメディ・ドラマに出演していたマイケル・クロフォード、
クリスティーヌ役が当時無名の歌手だったサラ・ブライトマンであった。
本作を翻案した映画、テレビや劇場用作品は100作を超える

毎公演、場面転換が22回あり、衣装230着、ろうそく281本、ドライアイス250 kgが使われている
現在はロンドン、ニューヨーク、ブダペスト、ラスベガス、東京で上演中

ストーリー
19世紀中頃のパリ・オペラ座。
そこでは、"オペラ座の怪人"の仕業とされる奇怪な事件が人びとを震撼させていた。
 醜く歪んだ顔を仮面に隠し、オペラ座の地下深くにすんでいた怪人は、
コーラスガールのクリスティーヌに心を寄せる。
そして「音楽の天使」として彼女に近づき、夜ごと歌を教えていた。
彼女をプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいとの願いからだった。
だがクリスティーヌは、再会した幼なじみのラウル子爵と愛し合うようになる。
それを知り嫉妬に狂った怪人は…。

キャスト
オペラ座の怪人Ramin Karimloo ラミン・カリムルー
クリスティーヌ・ダーエ Sierra Boggess シエラ・ボーゲス
ラウル・シャヌイ Hadley Fraser ヘイドリー・フレイザー

作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー(ナイトの称号を獲得)

感想
最高です。今年のNO1!!!!
すべてが素晴らしい!
音楽、衣装、背景
美術、キャスト、
なに一つかけてもこのオペラは完成しなかった。

後半、私は感動で涙がとまらず。
オペラ座の怪人のクリスチーヌへの愛と哀しみ 。
自分の醜さゆえの、クリスチーヌの恋人への嫉妬と
クリスチーヌ自身への憎悪
全てを乗り越えての許しと贖罪。
そして別れ。
なんてロマンチックなオペラ。

そして静かに静かに
仮面を置いてのフィナーレ

まだ心は怪人のもとにある私。
また見たいです。
youtubeの彼

* THE MUSIC OF THE NIGHT *
PHANTOM
I have brought you
to the seat of sweet music's throne . . .
to this kingdom where
all must pay homage to music . . .music . . .

You have come here,
for one purpose,
and one alone . . .
Since the moment
I first heard you sing,
I have needed you with me,
to serve me, to sing, for my music . . .my music . . . PHANTOM
連れてきた甘美なる世界へ――
こここそ 誰もが跪く音楽の王国

私は お前に求めた
妙なるこの調べを 私の為に歌って欲しい・・・どうか
お前をここに連れて来た/あそこは音楽の甘美な玉座
この王国では 人は皆敬意を捧げる/"音楽"に
お前がここに来た目的を教えよう/その目的は1つ 1つだけ
お前の声を初めて聞いて―/私は思った "私に仕え歌ってほしい"と/私の音楽のために  
Night-time sharpens,
heightens each sensation . . .
Darkness stirs and
wakes imagination . . .
Silently the senses
abandon their defences . . .

Slowly, gently
night unfurls its splendour . . .
Grasp it, sense it -
tremulous and tender . . .
Turn your face away
from the garish light of day,
turn your thoughts away
from cold, unfeeling light -
and listen to
the music of the night . . . 静かに広がる闇  心も胸もときめく
やさしい夜、やすらぎの夜
きらめく夜のひかりを 
 その手にとらえてごらん
耳をすませて、聞いてみたまえ
やさしい音楽を 夜の調べの中で

夜の暗闇は / 人の感覚を研ぎ―//すべての感情をふくらませ / 高める
夜の暗闇は / 想像力を掻(ルビ:か)き立て―//それを揺さぶって / 目覚めさせる
官能は密(ルビ:ひそ)やかに / 音も立てず//まとっていた防御を / 脱ぎ捨てる
ゆっくりと / しなやかに//夜は / 輝きに満ちた姿を現す//それを捕らえて感じとれ
おののき / 震えているだろう//顔をそむけるのだ//ギラギラと照る / 昼の光から
閉め出してしまうのだ / 冷酷で無情な―//陽(ひ)の光を
そして耳を澄まして聴こう 夜の音楽の調べを 
Close your eyes
and surrender to your
darkest dreams!
Purge your thoughts of the life
you knew before!
Close your eyes,
let your spirit start to soar!
And you'll live
as you've never lived before . . .

Softly, deftly,
music shall surround you . . .
Feel it, hear it,
closing in around you . . .
Open up your mind,
let your fantasies unwind,
in this darkness which
you know you cannot fight -
the darkness of the music of the night . . . 目を閉じて、すべての悩み 夢の中に捨てよ
心は空に高く 果てしなく舞い上がる
たえなる夜の闇がやさしく君を包む
心開いて夢を咲かせる
君は私のもの 夜の調べの中で 
目を閉じ 身をゆだねるのだ / 暗い夢の世界に!//今までの日々の暮らしを / すべて忘れて
目を閉じ / 魂を解き放つがいい//天の---//高みまで!
目の前に開ける//お前の知らなかった / 新しい未知の人生が
静かに それと気づかぬうちに//音楽が / お前を愛撫している
調べを聞き / 感じるがいい//今のお前は 音楽のとりこ(傍点:とりこ)
心を大きく開いて//空想に身をゆだね―//暗黒の世界にひたるのだ // もう逃げられないのだから
夜の音楽に満ちた / この暗黒の世界!
Let your mind start a journey
through a strange new world!
Leave all thoughts of the world
you knew before!
Let your soul take you
where you long to be !
Only then can you belong to me . . .

Floating, falling,
sweet intoxication!
Touch me, trust me
savour each sensation!

Let the dream begin,
let your darker side give in
to the power of the music that I write
the power of the music of the night . . .
新しい未知の世界へ 二人で旅立つのだ
心のおもむくまま 君は私のもの
私にゆだねてほしい 私にさわってほしい
闇を治める私の力に、私の音楽に
夜の調べの中で

不思議な未知の世界への / 旅を始めよう//今までの世界を / 遠く後にして
魂の導くまま / お前の行くべきところへ//今こそ!
その時お前は 私のものになる

天空に舞い上がり / また沈む//めくるめく 甘い陶酔の時
私に触れ 私を信じるのだ//感じるものを / 全て味わうがいい
夢に身を投じて―//お前の心の闇をさらけ出せ
私の作り出す / 音楽のパワーの前に//夜の音楽の偉大なパワーの前に!
 
PHANTOM
You alone can make my song take flight
help me make the music of the night . . .



一枚のハガキ

2011-12-24 | 映画あ行
一枚のハガキ
米アカデミー賞外国語映画賞部門出品作品


監督 新藤兼人
キャスト
松山啓太 豊川悦司
森川友子 大竹しのぶ
森川定造 六平直政
泉屋吉五郎 大杉連

ストーリー

戦争末期に召集された中年兵士の松山啓太は、1人の兵士から「自分は戦死するだろうから生き残ったらハガキは読んだと妻を訪ねてくれ」と一枚のハガキを託される。
 終戦後、啓太はわずかな生き残り兵士となり故郷に戻るが、
妻は父と家を出て
村で彼を待つ者は誰もいなかった。
 ハガキを書いた友子を訪ねると、彼女は家族を亡くし、
貧しい農家でひとり懸命に生きていた。

感想
良かった。大げさな演技はちょっとゴメンと
思ったが、今思いつく限りでは、今年見た中で
邦画で、これ以上のインパクトのある映画はなかった。
とてもわかりやすくストレートに
戦争の悲惨さを訴えている。

新藤監督は
脚本の執筆を始めてからは溝口健二監督に師事する。
第2次世界大戦中の44年に松竹大船撮影所脚本部に移籍したが、
招集されて海兵団に入隊した。
終戦後、脚本家としての道を歩みはじめ 1912年4月22日生まれの監督。

だから
私とは感覚が違うし
彼の実体験をもとにしているので
それは実感としては私にはわからないかもしれない。
でも、感じる所は大きかった。
 死んで花実が咲くものか、という言葉が
この映画を端的にあらわすか。
大竹しのぶのインタビューで
大竹:想像以上に、感情をはっきり出すよう求められることが多かったですね

というように
演技はストレートでおおげさめ。
豊悦のインタビューで
豊川:僕もそう思いますね。友子と啓太の関係はたぶん、
僕らが考える恋愛とはちょっと違う。
例えば周りに何万人も異性がいる中から選ぶのではなく、
そばにはその人しかいなくて。
そこから始まっていくような男女の関係なんだと思います。

と彼も言っているように
戦火の異常事態のなかでは
こうするしかなかった。
その選択肢における
人間の哀しさと力強さを感じた。

 関係無いかもだが、2012年2月26日(日本27日)に開催される
第84回アカデミー賞の司会をエディ・マーフィが務めることが発表された。
 

ゴーストライター

2011-12-21 | 映画か行
シネマ・クレール

ゴーストライター
原作・脚本 ロバート・ハリスによる同名小説(「ゴーストライター」 

ストーリー
元英国首相アダム・ラングの自伝執筆を依頼されたゴーストライターが、
ラングの滞在する孤島を訪問。
 取材をしながら原稿を書き進めていくが、次第にラングの過去に違和感を抱き始める。
さらには前任者の不可解な死のナゾに行き当たり、独自に調査を進めていくが、
やがて国家を揺るがす恐ろしい秘密に触れてしまう。
「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督が描く本格サスペンスで、第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞。

キャスト
ゴースト・ライター ユアン・マクレガー
元英国首相アダム ピアス・ブロスナン
秘書アメリア キム・キャトラル
妻ルース オリビア・ウィリアムズ
ポール・エメット トム・ウィルキンソン
シドニー・クロール ティモシー・ハットン
老人 イーライ・ウオーラック

感想
事前にねたばれ見てしまったので
ストーリーの結末は知っていた。
しかしさすがはポランスキー
思わず引き込まれて見入った。
はらはら、ドキドキそれでどうなるの?
いや~大丈夫?そんなことして!
等思いながら、結局最後まで突っ走った映画だった。
 トム・ウィルキンソンは私はどうしても
フル・モンティの彼を思い出すし
イーライ・ウォラックは「ああ!がんばってるな~」と感動。
 前007はお年を召しました。しかし
その演技力は健在。さすが。
しかし私は戦場のピアニストが好き。

1933年生まれのポランスキー
私は2,005年の(オリバー・ツイスト)以来です。
フランス生まれ。
68年の『ローズマリーの赤ちゃん』が大ヒット、女優のシャロン・テートと結婚するが、翌年に身重の彼女がチャールズ・マンソン・ファミリーにより惨殺されてしまう
いわゆるシャロン・テート事件。もう40年以上前の事件。
77年、アンジェリカ・ヒューストンの自宅で13歳の少女モデルをレイプしたかどで逮捕され、保釈中に「ハリケーン」の撮影ためヨーロッパに渡り、そのまま逃亡犯となった。
その後低迷したかに思えたが02年、「戦場のピアニスト」で自身の体験を活かしたリアルは演出が評価されアカデミー監督賞を受賞。
しかし逃亡犯としての罪は今だに適応されるため(実刑で50年とか)
式場には姿を見せなかった。
今はどうなんだろう。
しかし強い人だ。