きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

人がたくさん!@鎌倉た邸110704

2011年07月04日 | 鎌倉た邸
今日の昼過ぎ、

建具屋が3人いて、
水道屋がいて、
電気屋がいて、
ガス屋がいて、
金物屋が2人いて、

大工も来て、

きらくなたてものやも
2人いて、

合計何と10人が
現場を駆けずり回っていました。





風が通る雨戸を
吊り込む作業。

幅6尺あるので、
重い!のだそうです。






格子状の中桟がある網戸を
吊り込む作業。

幅6尺あるので、
網が一枚で貼れないため、
格子状の中桟を
設けました。







本日のメインイベントの一つ、
金物で作った垂壁を
4人がかりで支え、
取り付けました。

私もそのために呼ばれて
現場に行ったようなものでした(笑)

どこからともなくあらわる障子

2011年07月04日 | 横浜栄こ邸
暑さ寒さを
和らげるため、

日本の家には
縁側という外との緩衝帯を設け、

そこを介して、
閉じたり開いたりできる仕掛けを
作ってきたわけですが、

横浜こ邸もそれに倣い、
幅4尺の縁側を南側に設け、

夏は開放的に、
冬はどこからともなく
障子が閉められる
仕掛けを作っています。

どこからともなく、
というのが大事なところで、

障子は断熱性や意匠性に
優れていますが、

普通に引き違いで納めてしまうと、
半分は外への視線と風通しが
遮られてしまいます。

ですのでこの家に
取り付けられている障子は全て、
ありかなしかを選択できるよう、
壁に引き込まれるように
なっています。